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お花の注文はぜひ予約で!

1月~5月は、お花を贈る機会が多い時期です。
今回の駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみさんのコラムは、「お花の注文はぜひ予約で!」です。
シチュエーション別に、だいたいの花束の予算も教えてくれていますよ。参考にしてみてくださいね。


こんにちは。駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。
 
あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。年が明け、1年が始まります。

年末年始から母の日までは大忙し

花屋としては、年末年始、からの送別シーズン、そして母の日まで超多忙なシーズンの到来です。夏場と違いお花の持ちも良く、お花を贈る機会が増えるシーズンになるということですね。お店を初めて7年になりますが、花屋はイベントやシーズン稼業です。

お花を贈る時に大切なこと

誕生日プレゼントの場合は、季節関係なく1年じゅうですが、お花を贈る時に大切なこと、それは…『季節感』
これに尽きます!このコラムでも幾度かお話していますが、そのシーズンのお花が一番安くて且つ持ちが良い、ということです。

お花を選ぶ場合、お花屋さんで切花の現物を見ることはできますが、完成したケーキや装飾品と違って、「これが3,000円です。」という明確な表示が出来ません。たまに「カタログないですか?」と聞かれることもありますが、良くも悪くも1点ものになります。

お花の値段

お花の値段は、生鮮食品と同じで価格が競りによって変動します。野菜や肉や魚を売っているスーパーと同じで、その日に入っているものは数日で入れ替わります。

去年まで作っていた農家さんが生産をやめてしまった、とか、高齢の農家さんは「今日は雨だから(危ないから)山へ入らないよ」なんてこともあります。人気のある商品は高く売れる都市部へ流れていく、とか。そして、物価が高騰する中、輸入や輸送のコストの上昇の影響を受けるなど、いろんな要因で価格が変動するのです。

このアレンジでこの値段、というのがなかなか難しい

贈る側のお客様の要望を叶えたいというのは、どこの花屋さんも同じだと思うのですが、そこに少し(いや、かなり?)のそのお店の持ち味、お店のテイストが入ります。お花のセレクトやラッピングなどでそこは決まりますが、同じ花の価格は同じ地域であれは、だいたいどこの花屋さんでも同じようなものです。
なるべくたくさんお花を入れて豪華にしてあげたいと思いますが、季節のお花を使うとボリュームが出せますし、仕入れたお花の中からベストマッチの組み合わせを考えながら作ります。

アレンジなどをオーダーするときの注意点

 〇予約は10日~1週間前までがベスト。それに合わせて仕入れます。急な場合、当日でも行く前に電話で確認すると当日の予約状況によっては作ってもらえることも。
〇予約は来店されなくても電話で可能なところが多いです。
〇ご予算やイメージや用途を伝えます。好みの色や贈る相手が女性か男性か、年齢層なども。イメージがなければお任せでも。お花屋さんに赤バラやカスミソウが毎日絶対置いているとは限りません。
〇ご来店日時や渡すまでの時間を伝えます。

お花を贈る時はイメージを伝えよう

最近はメールやLINEやSNSのDMで注文や問い合わせが出来る場合もありますが、営業時間内でも、運転や仕入れをしていたら、すぐに返事が出来ない場合もありますので、お店へ出向くか、電話で確認される方が確実です。

おおまかな予算

予算についてですが、あくまで一般的な価格の相場をお伝えしますと、

〇幼児のお子様が手に持つ花束、生徒から先生へ1本束など…500~1,000円
〇ちょっとした手土産や他にメインの贈り物があって添える場合…2,000円前後
〇一般的な贈り物、片手に持てる程度…3,000円程度
〇少し豪華に、両手で持つ程度…5,000円程度
〇両手でしっかり抱えるような花束…7,000~10,000円

それから、花束かアレンジか?これはもらわれる方によるところが多いです。
お花が好きな方→もらった花を分けて色んな花瓶で飾ってくれる。お世話をしてくれる。
手軽にもらいたい方→カゴに入っていて、お世話が少ない。水を替えたりの手間がなく、足すだけで大丈夫。お見舞いや御供などは相手の手間を考えます。

「かかりつけ花屋」があると便利

美容院や病院と同じく専門的な部分がありますので、出来れば、近所の馴染みのお花屋さんを1つ持たれるととっても便利です。贈る方の好みもわかって下さるし、親身になって相談に乗って下さるはずです。ハードルの高いお花の予約ですが、せっかくの贈り物なので、ぜひご予約をされることをおすすめします。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで8年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。


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