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ミスしたときの対応について

人は誰しもがミス・失敗をする。学生時代はミスをしたら「ごめんなさい」と言えばそれで済んだが、社会人になるとそうはいかない。

ミスしたら、素早く正直に謝るのが一番だ。いつどんな時でも、これ以上の正解は無い。言い訳などせずに、客観的にミスの原因を分析し、正直に経緯を踏まえてミスを報告して謝罪する。このプロセスを踏めれば、よほど未成熟な上司でない限り、大事になることは無いだろう。誠意があればあるほど、逆に上司や先輩はこのミスをフォローしてくれるようになる。そこにある問題は、謝る自分のプライドだけだ。

また、隠し通せそうなミスも存在する。こうしたミスも、隠さずに上司や先輩に「相談」する事が肝要だ。真摯さの有無で、ミスによる結果が大きく左右する。

また、社会人たるもの、このミスをただ報告して謝るだけでは及第点だ。何故起きたのか分析し、再発しないための施策を合わせて話すのが良い。上司から「再発防止策は?」と聞かれてから答えるのではなく、先に出す方が良い。ミスの再発防止策まで提示し、その後二度と同じミスを繰り返さなければ評価が上がるまである。

人間、誰しもが失敗する生き物である。けれども、ミスをしないに越したことはない。極力、ミスをしないで済むように過去の経験から学び、自己研鑽し続けていく事が重要だ。そして、万が一ミスが起きた場合には、誠心誠意謝罪し、真摯に向き合うように努めたいものである。