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何かに夢中になるくらい『貪る』ということが、英語の飛躍的上達に大切な理由

こんにちは!長年、海外に住み、日本に帰国後、英語を教える帰国子女の、スグリンガルです。

今日はobsession(=執着)という単語を使ったお話をしてみたいと思います。

「~に対して(ob-)居座る(sedeo)」というのが直接的な語源です。

どんなにどんなにイジワルをされても同じ場所に居続ける、という行動から、「obsession=執着」、つまり何かにとりつくという概念を表すようになりました。

最初の絵のハイライトされたobsessionすぐ下に"irrational motive"(=理性的ではない動機)が関係していると言えるくらい、ロジカルには説明できないレベルのものを執着と言います。

なので、「〇〇で△△だから、好きなんです」と説明できるなら、obsessionとは呼ばないわけです。

まあ、そうやって説明できる恋がすべてなら、ストーカーなんて存在しないわけですが。

ですが、誰かが『冬のソナタ』でも呟いていたように、ロジカルに説明できないものが、本当の愛なのかもしれませんがw

それは、さておき。

このobsessionという動機、英語の勉強には役に立ちます。

なぜか分からない、上手くは説明できないけど、どうしても夢中になってしまう趣味や習慣、皆さんにもきっとあると思います。

これまで観察してきた生徒さんの中で、必ず英語が上達する人には、実はある共通点がありました。

それは、「なにか極端な趣味がある」もしくは、「これをしていると時間の経過も忘れる」という趣味をもっているということでした。

なんでもいい、熱中できるものがある人は、その熱中できるものの中に、英語を加えることができたとき、圧倒的な早さで英語を自分のものにできる傾向があります。

英語でなくてもいいんです。なにか夢中になること、あなたも見つけてみませんか。

それがあれば、そこから英語上達の近道方法を見つけられるんです。

以前、生徒さんの中に、とにかくクリスティナ・アギレラの曲が大好き!という女の子がいました。英会話の授業中に、CDの歌詞をもってきて、お願いだから、この歌詞を英語で教えてくれ、と。

何回も何回も声に出して、読んで、歌って、踊って、結局、全部歌詞を覚えて、しまいには、そのままそれとともに英語が口をついて出てきました。

これ、ホントの話です。

皆さんも、是非自分が夢中になれることを見つけてくださいね。






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