英会話上達方法　その３：映画で英語を勉強してみよう！

映画で英語を勉強したい！という人をよく聞く。

そして、それと同じくらい、挫折したという話もよく聞く。

ここでは映画を英語勉強に使うときのポイント３つを考えてみよう。

①自分が大好きな主人公、もしくは観たくてたまらない映画を観る

この、映画に対して「観たいレベル」は非常に大事。

ただ、英語がわかりやすいから、とか、英語の勉強で映画を観る、じゃ、ぜったい上手くならない。

作品選びは一番大切。

②最初に字幕なしで観る

これが本当は大道。

内容を知っていると、脳みそもそこまで関心がない。

「ここ、なんて言ってるんだろう・・主人公はなんて言って涙を叫んでいるんだろう・・」って思いながらきくほうが、英語脳の活性化には有効。

この、「ちょっとよくわからないんだけど、たぶんこういうことを言っているんだろうな」という状態から、少しでも「あ！もしかして、こう言ってるんだ！」と想像できた瞬間に、英語は格段に上手くなる。

この、茂木健一郎先生も言っている「アハ！」体験は、実は英語に、一番当てはまる。

③セリフのスクリプトを手に入れる

最近は、よく無料でも、趣味で映画のセリフをすべてネットにアップしている人が多い。そういうのでもいいし、とにかく、字でもセリフを読む。

映画は長いので、これが大変。

映画の一部分でもいいけど、、少なくとも前半30分とか、話の塊では観てほしいところ。

この③が、一番重要。

そして、ちゃんと文章がわかった上で、もう一度映画を観る。

このスクリプトを片手に、最初から通しで映画を観る。

スクリプトについていけなくてもOK。

大切なのは、スクリプトで確認したところ、こういうふうに言うのか、と感じること。②のステップでわからなかったところが、③で一つでも二つでも分かれば、ReadingとListening両方で確認したことになる、ヘタな英会話の先生に教えてもらうより、生きた高度な会話を学ぶことができる。

④声に出して、なぞって言ってみる

さて、この④をしない人が多いのだが、、自分のものにするのに、④は不可欠。

かくいう私は、スクリプトなしで、30分くらいのセリフを一人でつぶやきつづけること１年、それで英会話を学んだ。

実は、私は、自分にもう一つの負荷をかけてみた。

「登場人物が言うセリフ一文を必ず、どこかで使ってみる。」

周りに外国人がいないとこれは、ちょっと難しいのだが、、でも、これをすることで、英語が飛躍的に上がる。

そして、言われた相手も、「お！こいつは、思ったより英語が話せるんだな」と思ってくれることが多かった。

以上、４点。

映画で英語を学ぶって、案外大変！と思った、あなた。

コツさえつかめば、あとは楽！

最初のうちは、大変だけどね。