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ファンクのモノづくり・D2C事業に込められた想い。【事業紹介No.4】

皆さんこんにちは、今回も株式会社ファンクの代表 廣田章氏にインタビューした様子をお届けします。

弊社の事業紹介も第4回目、本記事ではファンクで行っているD2C事業についてご紹介します。「ファンクってそんなこともしていたの!?」と驚く方も多いかもしれません、この機会にぜひご覧ください!

【インタビュイー:株式会社ファンク 代表取締役 廣田 章社長】

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ファンクが行うD2C事業

Q.ファンクでは、どんなD2C事業を行っているのか教えてください

弊社では、お客様から直接お金をいただくビジネスのことをD2C事業と位置づけています。

そのため、D2Cの事業内で扱っているモノは様々です。実際に今までファンクでは、外国から輸入した商品や、オリジナルの自社開発商品、無形のサービスなどの販売を行ってきました。

ちなみに今現在扱っている商品は、マヌカハニーや魚の加工品など。
そして、まだ知人など周りの人に向けたプレマーケティングを行っている段階ではありますが、ファンクでは今後アパレル商品も手掛けていきたいと考えています。その第一弾として、製造販売していく予定なのがTシャツです。

その他に、無形のモノでいうと、ワンちゃんの出張撮影サービスもご提供しています。


Q.ワンちゃんの出張撮影サービスとは?

お客様のワンちゃんをロケーションが良い場所で撮影し、その写真をお渡しするというビジネスです。

主にSNS(Instagram)上で集客をし、その後オンラインの予約システムでご連絡をいただいた後、カメラマンをアサインして、当日指定の場所にお伺いして写真を取るというフローでサービスをご提供しています。

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※出張撮影サービスを利用した場合のお写真イメージ(モデル:廣田さんの愛犬しなまるちゃん)

ファンクは、お客様から直接対価をいただく機会・感動・体験を得るためにD2C事業を行っている!

Q.ファンクがD2C事業を行う目的を教えてください

一番の大きな目的は、ビジネスにおいて商品やサービスを使っていただくお客様から直接お金(対価)をいただく機会・感動・体験を得たいからです。


Q.D2C事業を行う上で得た経験を、他の事業に活かすこともあるんですか?

はい、もちろん。BtoBのコンサルティングやマーケティング事業を行う上で、自社で直接お客様と触れ合うD2C事業を行っていることが大きなメリットになる場合があります。もっというと、クライアント様目線に実際に立てる、これも大きなポイントかなと。

また、D2C事業を行っていて感じる一番の喜びは、直接自分たちが作った商品、考えたサービスを使っていただく方からお金をいただくこと自体にあります。

それは人と人の繋がりを感じることのできる価値のある機会であり、これを経験しないというのはビジネスを行う一人の人間としてもったいないことだと思っているので、今日ファンクではD2C事業を行っているんです。


ーーなるほど...! 廣田さんはD2C事業を行うこと自体に価値を感じていらっしゃるんですね

はい、やはりD2C事業を行う価値、意義というのは大きいと思います。

さきほどお話したように、D2C事業を行うことで他事業に活かせることがあるだけではなく、クライアント様から報酬をいただいて戦略を立てたり、ノウハウを提供したりする上で、自分たちも同じような事業経験や実績がないのではカッコがつかないというか、説得力に欠けてしまいますから。

また僕は、マーケティング・コンサルティング事業とD2C事業を両方行うことで、どちらの事業もより成長していくと思うんです。一方の事業が良くなれば、もう一方の事業も良い方へ引き上げられる、それぞれの事業を行うこと自体に価値があるし、そこで得られる経験も大切だと考えています。


将来的には、ファンクが関わった商品・サービスがあれば生活できるようにしたい

Q.今後のD2C事業に関して考えていることを教えてください

僕がD2C事業=商品の企画開発を行う上で、最終ゴールとして考えていることは2つあります。

1つは、将来的には自分が身にまとったり、自分がお金を払って得るモノを全て自社商品にしたいと考えています。要するにファンクが関わった商品・サービスがあれば、生活ができるようにしたいということですね。

もう1つは、自分が提供しているモノには、お金を払ってでも欲しいと思える価値があるべきだと思っています。例えば、僕がTシャツを作って売っている場合、そのTシャツを(自分が販売している)その価格で買いたいと思えないのは良くないですよね?
つまり、自分が良いと思えない商品や価格のモノは扱いたくないということです。

これら全てを叶えた上で、生活ができるようになれば、自分にとってすごくハッピーなことですし、これがD2C事業を行う上での最終目標・ゴールだなと考えています。


Q.実際に今後扱ってみたい、作ってみたいと考えている商品やサービスはありますか?

将来的にはファンクの商品やサービスがあれば生活ができる、というところまで事業を広げていきたいので、世の中にある大半のモノは作りたいと思っています。

だからまずは、僕自身がよく使うモノ、消費するモノ、買いたいと思っているモノを作るところから着手しているんです…!


Q.なるほど、それでいうと現在すでにD2C事業で扱っているマヌカハニーや魚の加工品などは、廣田さん自身がよく食べたり、欲しいと思う商品ということですか?

そうですね。
マヌカハニーでいうと、僕自身がとても喉が弱いので(よくしゃべるから喉に負担がかかりやすいのかもしれませんが笑)、喉を痛めたり毎年インフルエンザにかかってしまったりするんです。そこでたまたまマヌカハニーというモノを知り、生活に取り入れるようになり、その中で自分自身が良いと思える商品(マヌカハニー)に縁があって出会えて、弊社のD2C事業で扱うことになりました。

Tシャツ作りでいうと構想に5年、製造に3年かかっています。
僕はもう何十年も某アパレルブランドの洋服を主に着ているのですが、「この先もずっと同じような商品を買い続けるんだろうな」と思った時、だったらこの先10年20年30年先の全ての(洋服への)投資をこの瞬間に行えば、もっと自分に最適な商品が作れて、さらにそれを販売できれば素敵なんじゃないかなと考えました。

そこでまずは身につける頻度の多いアンダーウェアや靴下などを作りたいと考え、始めにTシャツを作ったというわけです。

Tシャツも靴下もアンダーウェアも、今まで購入し続けてきたモノよりも最高のモノを作ることができれば、僕は今まで購入してきたブランド・商品に頼らなくても生きていけるようになる。それに、自身が買い続けるに相応しいと思える商品を作り続けられれば、その商品は多くの人にも気に入ってもらえたり、購入し続けてもらえたりするんじゃないかなと思っています。


ーー(実際にファンクがプレ販売しているTシャツを手に取りながら)確かに肌触りが最高ですね…!!

ですよね!最高の着心地のTシャツを作りました。
このTシャツは肌着としても使えますし、一枚だけで着ることもできます。

特徴的なデザインなどもない一見するとただの無地の白いTシャツではありますが、「最高のベーシックアイテムとして使っていただけるように」という願いも込められた、シンプルだけど手触り・肌さわりの良い最高の一品が作れたなと思っています。


Q.ファンクの商品・サービスはずっと食べ続けたい、使い続けたいと思えるモノばかりだなと思うのですが、そこは強く意識されていますか?

はい。やっぱり僕自身が年齢を重ねるにつれて、モノをあまり買わなくなってきているんですよね。

そこで思ったのが、「トレンドに左右されず、時間が経っても使い続けられる商品であれば、今の世の中でより価値の高いモノになるんじゃないか」ということ。

やっぱり、長い期間使い続けたいと思えるモノの方が、今はもちろん、時間が経っても価値は高いんです。最近よく良く耳にする、SDGs(エスディージーズ)の持続化可能エネルギーとか、ゴミの廃棄をなくそうっていう観点からみても、食べ物のカスとは違って、服は着れるものと捨てるものの区別が難しい。だからこそできるだけ丈夫で、ゴミになりにくい服を作れれば、多くの人にファンクの商品を求めてもらえる状況が作れるんじゃないかなと考えました。


ーーファンクの作る商品やサービスは、購入して使ってくれる“人”にとってだけではなく、巡り巡って地球にも良いモノなんですね…!

そうですね!ファンクは常に地球を意識して仕事をしています!

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Q.最後にファンクのD2C事業の今後の展望を教えてください

展開でいうと、(さきほどお伝えした)最終的な2つのゴールに向かってやり続けるだけです。

ただ当たり前ですが、生活を全て自分たちの商品だけで不自由なく送れるようにするとなると、ものすごい商品数とそれを作るためのお金や時間がたくさん必要になりますよね。

そのため、ファンクはいい意味でもそこは焦らず、一緒にモノづくりがしたいと思えるパートナーさんとの出会いをきっかけに、作りたいと思えるモノを作ることができればいいなと考えています。

だから、順番というか、ファンクのD2C事業で扱っている標品・サービスには統一性はなく、色々なモノがあるんです。さらに、今後も商品作りに適した(僕の考えに賛同してくれる)パートナーさんがみつかったらすぐにお取り組みし、商品を作るための資金や保管場所が確保でき次第、どんどん製造・販売していきます。

その結果、ファンクがD2C事業で扱う商品が増え、事業ももっと拡大していけたらいいんじゃないかなって思っています。


ーー企業や人とのご縁を大切にしているファンク・廣田さんらしいですね…!

そうですね。ご縁が全てだとは言い切れませんが、今まで様々なご縁があったからこそ、ありがたいことに今日までファンクとしてお仕事をさせていただいてきました。

だから今後も、一つひとつのご縁やきっかけ、出会いを大切にしながら、色んな方々とお仕事をさせていただけたら最高だなと思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のファンク記事もお楽しみに…!

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