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Withコロナ禍における外食のニューノーマルとは?

新型コロナウィルスの猛威が止まらない。すでに師走も終盤に入り、気づけばクリスマスや大晦日といった、本来であればワクワクする日々が連続で訪れるタイミング。しかし今年はそんな余裕が世間からはほとんど感じられない。

自分は新型コロナが出回り始めたころから経済活動を全く止めることなくここまでやってきた。ビジネスデザインの仕事はコロナを機に一気に忙しくなり、その必要性や価値を認めてもらえるきっかけになったともいえる。

ただ、今回の異常ともいえる行動規制は多くの産業に禍根を残した。

その代表が「外食産業」であることに異論はないだろう。政府や自治体の規制を受け、多くのプレーヤーが退場を余儀なくされた。その中には、本来まだまだやれるであろう名店もいくつかあったはずだ。

しかし、コロナを機に閉店や休業、廃業をしたというよりは、すでにその兆しがあったところがコロナによって一気に時間軸が速まりトドメを刺されたと見るのが正しいだろう。いわばコロナは「加速装置」。もともと孕んでいたリスクが一気に押し寄せ、変化に乗り遅れたものが取り残された構図だ。

このコロナで受けたダメージをバネにし新たなビジネススキームを構築した者、むしろ勝機と捉えて業績や評価を伸ばした者、営業再開を心待ちにして再び満員御礼を勝ち取った者。決して負の側面だけではなく、真価と進化が問われた格好だ。

この度小生がfounderを務める「一般社団法人ニューノーマルデザイン推進協議会」では、世界で活躍する外食産業のグローバルプレーヤーは、このコロナをどのように捉え、どう活かしていくのかを議論するイベントを開催した。外食の未来はどうなるのか、そもそも食とはいったい何なのか?本質的な価値を見出すことができる、外食産業に携わる方にとっても、それ以外の方にも示唆に富む内容となっている。

ぜひご一読いただきたい。



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