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冬のカデンツァ

形あるものであってもなくても

指の先に触れる彩りと香りが


出会った瞬間に共鳴するとき


僕の宇宙につながる


晴れた冬の海でこしらえる

砂の城は


めんどうくさくて

無駄で

手間のかかる

ほんものの遊び

美しくて

波にさらわれて終わるだけの、楽しい時間




(398日)

#エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #砂の城


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