満月ぽん太_言祝ぐ大人でいたい
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本当の幸せなんて、旅の終盤にしか気づけないものだよ。と、鳥かごを抱えた兄妹が言ってた。 過去にはかなりの致命傷を負ったけど、それでもそこそこ楽しい人生。僕なりの幸福論。
BARとか居酒屋とか楽しみ方とか失敗とか、お酒に関する幸福論的な色々
ぼちぼち社会人生活も長くなってきてるんで、若者たちに参考になったりならなかったりならなかったり。
学生時代とか幼少期とかのろくでもない話。こんなんでも大人になれるんだ生きていていいんだ!って、勇気の欲しいあなたに。ぜひ。
虚空に指先を伸ばす 古のひとびとも 探していた 暗闇の向こうに 長い旅の果てに ただ数文字 それは 君の心の糸と繋がった もともと君の物だったもの 誰かの言葉は 君のことば いつかまた 寂しい誰かに そっと手渡すためだけに 優しい僕らは生まれてきた (779日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #自由詩 #眠れない夜に #rainy
小さな選択を重ねて 正解だけを拾い集める あつめても あつめても 両手は満たされず 錆びつき硬くなっていく心 出会えて 出会えたものに与えられて 孤独な夜に 幾度も祈ったはずの願いは 姿を失っていく 降り落ちてくることばを 僕に それから君に 僕の知らない命でいっぱいのこのじかん いつかの実りのために 答え合わせは もっと ずっと未来に (778日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #自由詩 #眠れない夜に
海わたる風は 白い花の香りを運ぶ せせらぎの変調と 命の眠りの深さが 僅かな闇の残滓さえ 身体の奥深く閉じ込めていく 冬は大地に還り 冬は世界に変わる 涙越しに見えた世界も 一縷の幻光も また 美しい 絵画の輝きに (778日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #自由詩 #眠れない夜に # legato
夜の残滓がきらめく 夢にまで見た世界 羽をたたんだままの僕には まだ眩しく 涙はまた湧くのだろう 哀しみの源泉が 人である限り 手触りのない世界を 僕は進んでいく 誰よりも狭い歩幅で いつか輝く太陽のもとへ いつか僕の奥深くへと (777日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #自由詩 #眠れない夜に #光に風
ことばから 言葉が生まれた時 想いは曇りゆく 瞬く間に 誰もがそれを知っていて 誰もが優しくて 誰もが それを忘れている 僕の哀しみと 君の涙の意味を ひとつにはできないだろう 流れる血を 溶かし合うことなら あるいは (776日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #あさがくる
想いのひだに潜む 本当の意味を知らない あの日も 今も 同じ言葉を持たない僕らは それぞれの宇宙を持つ 寂しい命 それでも 不安なじかんには かじかむ手を取り合える 命は どこまでも頼りなく どこまでも温かい (775日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #まだ寒い朝に
何も見つけられず 理由を探すだけの 凍える朝 今は 南から吹く風に ざわめき 怯える ここは暖かすぎる 君の言葉が 僕の胸で 溶けていく 氷の粒が肌に触れて 白い命が芽吹くように 僕はまた ざわめき 怯えている (774日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #冬のうた
あなたの優しい言葉は 誰にも向いてはいなくて かすり疵さえも 洗い流せないで 天球のように 空洞をはらんだそれは いったい誰のための 心 しなやかに 曖昧に 季節の刻む 時は美しいのに (773日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #境界線
世界の片隅で 答えを探し続けた 嵐の神に祈る どうか僕を 憧れの地にと 祈りのことばは 言葉を結ばない いつか消えゆく未来 凪ぐことを知らない 暗涙に 帆をあげる それは 生きるための勇気 (772日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #風波
衛兵の姿も もはや 侘しくさびれ 僕はただ ときめく心臓の 指し示すほうへ 色あせない そこには 目もあやな曲線 透き通る 七つの大地 退路すら 南に向かっている (771日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #ハレ
感情を吐き出し 言葉は虚空を彷徨う 僕は 命のみぎわを目指し 古びた世界をさがしつづける そこは かけがえのない 静かな宇宙 失ったことばは溶けゆき 身体を覆う鎧は 曲線を描き やがてゼロになった (770日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #零
君は よりよい案内人で 慈しみを忘れない 未来からの善人 ただ 指さすそこには 空の部屋があるだけ また僕も 過去を旅する 耳に残る すべての言葉が消えた 燃え殻を手にして ありがとうと 伝えるためだけに (769日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #やさしい人
あの堅牢な家にも 迷路は存在し この手の細糸は かつては信頼だったもの かつては執着だったもの かつては郷愁だったもの 絡まりを不器用に 緩める 世界を変える僕は 消えゆくものをいつくしみ ただ春を感じる 小さくて弱い生き物 (768日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #解く
横たわる旅人に 優しい言葉もかけず 視線を上げた 執着と 不安にからめとられ 吐きだし続けたことばは 誰のためのものだったか 今は思い出せずに それは繰り返される かけがえのない対話 時として理解者 あるいは破壊者 小さな僕と 小さな僕との (767日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #今は遠い場所から
満ち足りたじかんは 目もあやに 辛かったはずの四肢は いつしか輪郭を失う 過去への郷愁は うたかたの邂逅 ただ 生きていた そして 生きていく 不器用な僕は 枯れない空に 色を乗せていく (766日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #そうして僕は
執着した涙も 潔さを失った喉も ただの記憶 選び 手に残る今を 宇宙に捧げる 僕は引きずり出される 青いだけの空のもと こまぎれのことばをつなぐ ひとすじの潮香とともに (765日) #エッセイ #コント部 #ライフスタイル #僕なりの幸福論 #毎日note #自由詩 #眠れない夜に #久遠と刹那