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【SNSが訃報連絡手段の主流?】 SNSで訃報案内を送信する際の注意点

スマートフォンの普及により、とても便利な世の中になりました。

葬儀業界においても例外ではなく、万が一身内にご不幸が起こったとしても。スマートフォンを通じ「直ぐに葬儀社に連絡が取れます」

携帯電話では、当たり前ですが「電話番号がわかっていないと電話は出来ませんでしたが、スマートフォンであればその場で直ぐに葬儀社を検索できます」

そして、身内の不幸をいち早く伝える手段として、SNSを使用して連絡をされる方が増えました。

もちろんまず親しい関係、故人と近い関係の方であれば「電話を直接行うことが一般的」ですが、お仕事などで忙しい方も多く連絡がつかない方も多いでしょう。

その場合はメッセージ機能を残せる「SNS」を使用して連絡を行う方がほとんどです。

訃報連絡を伝えるタイミング

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訃報の連絡を伝えるタイミングは状況次第もあるかと思いますが、まず故人の配偶者、子ども、孫、故人の兄弟姉妹にはすぐに伝えた方がよいでしょう。

亡くなった医療機関とお住まいが近い場合は「ご遺族が病院に駆けつけることが出来るから」です。

親族が遠方などにお住まいの場合は、葬儀社が手配した寝台車(故人を搬送するお車)で、ご自宅、ご安置所、葬儀会館などへお連れして、ご安置(故人様をお布団等に寝かせる事)を行ったタイミングで連絡を行います。

いずれにせよ「故人と関係、血縁が近い方には素早く連絡を行うこと」が大事です。

会社関係、ご近所、遠縁の親族には「故人のご安置後」に連絡

亡くなった直後、ご遺族は「死亡退院」の手続きを行わなければなりません。

医療機関であれば、死亡診断書を受け取り、故人の荷物を運び出すなどの準備となります。

また「葬儀社への故人の搬送手配」を行わなければならないため、とても忙しい現状があります。

したがって、会社関係やご近所、遠縁の親族には「故人をご安置した後」に連絡を行うことがほとんどです。

SNSで訃報のお知らせをしても良いのか?

本来であれば直接電話を行い連絡を行ったほうが良いのですが、電話ではその場で相手方が出なければ伝えることができません。

従来であれば、相手方が電話に出ない場合は「メール」を使用しておりましたが、メールでは読まれているかどうかの判断がつきません。

そこで、近年はLINEなどのSNSを使用して、訃報連絡を行うことが多くなりました。

伝える手段を考えるとSNSは優秀です。

LINEやMessengerには相手方が開封を行ったかわかる機能があります。

ほとんどの方は普及率高い「LINE」を使用されていると思います。ご年配の方でも、訃報連絡にLINEを使用して連絡を行っている姿を近年多く見かけるようになりました。

訃報連絡を伝える際の「必須事項」

訃報をお知らせする場合、情報をしっかりとお伝えしなければなりません。具体的には、

「故人の名前」
「喪主の名前」
「故人と喪主の続柄(つづきがら)」
「通夜・葬儀日時」
「葬儀会場名・会場の住所」
「葬儀場の連絡先」

これらの情報は必須となります。

また「香典や供花などを喪主様がお受けになるのか」
家族葬などで行う場合「参列辞退」などの特記事項があるかどうかなどの確認が必要です。

訃報の話題とは少し異なりますが、ご遺族が訃報の連絡を行った際に、「供花のお供えの依頼をされることも多くあります」

ご遺族で取りまとめする方法もありますが、あまりにも数が多い場合は、「葬儀社の連絡先を伝え、直接葬儀社に手配するようにお願いする方法」もあります。

訃報を送る相手を間違えないように注意する

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一定数の方が「身内の不幸を知らせる訃報を送り間違えてしまう」方がいらっしゃいます。

これはメールなどでも同じことが言えますが、しっかりと相手を確認してから送信することが大事です。

LINEなどのSNSは「苗字や名前」で表示の登録を行っていない方も多くいらっしゃいますので、必ず相手を確認し送信するようにしましょう。

SNSで反応がない場合はやはり電話

SNSで相手方が反応がない場合は「やはり電話」という手段になります。

短時間の間に電話が何度もあれば「ただ事ではない」と相手方も察するからです。

「SNSはあくまでも伝えるための補助的機能」となります。正確に伝わっているかどうかの確認はやはり大事です。

便利なツールを使用しながらも、正確に連絡を行うように心がけましょう😌

こちらは主に寺院、介護施設、行政への寄付等、またコミュニティ運営費として活用させて頂きます😌