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【困る方が多い】お仏壇の供養・処分方法とは?

古いお仏壇を供養・処分を行うのに困る人がいらっしゃいます。

今まで何十年もご先祖をお参りするために、大切にしてきたお仏壇を供養・処分することに抵抗がある方も多いです。

そして、実際にお仏壇の供養・処分を行うと決めた場合、どのような段取りで行えば良いのでしょうか?

お仏壇とは?

お仏壇はご自宅などにご先祖様を供養するための壇です。

お寺などにお参りを行うこと以外にも、ご自宅の中のお寺として「ご先祖を供養する」ために置かれたことが始まりとされています。

実際にお仏壇が各家庭に置かれ始めたのは、江戸時代の頃と言われ、置かれた理由は江戸幕府の方針である「檀家制度」が関係していると言われます。

お仏壇を供養・処分をするために必要なこと「魂抜き」

お仏壇を供養するためには「魂抜き・お精抜き」が必要とされています。

これはお付き合いのある寺院に一度ご先祖の魂が込められているお仏壇から、魂を抜く儀式となります。

新しいお仏壇を購入される場合、魂抜きを行っておかないと「新しい仏壇にご先祖の魂を入れることができません」

お付き合いのある寺院がいない場合は、葬儀社や寺院紹介会社などに「僧侶の手配をお願いすることもできます」

お仏壇を引き取ってくれる会社を選択する

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魂抜きを行う寺院の手配と同時に「お仏壇を引き取ってくれる会社の手配」を行う必要があります。

遺品整理業者、家財整理に関する業者などが、お仏壇の引き取りには応じてくれます。

その際に、「魂抜き・お精抜き」を行っているかの確認があります。

会社によっては「魂抜き・お精抜き」を行っていないと、お仏壇の引き取りに応じてもらえない場合が多いので、注意が必要です。

やはりご先祖の供養は大事にしないといけません。

遺品整理業者の中には「僧侶手配を行ってくれる会社もあります」

お仏壇の引き取りをお願いする際には、「お仏壇の魂抜き・お精抜きは必要」であることは覚えておきましょう。

魂抜きが行われたお仏壇は「家財」としての扱いになりますので、遺品整理会社に引き取ってもらってよいでしょう。

魂を入れるお仏壇を準備する

古いお仏壇の供養手配を行うと同時に「新しいお仏壇の手配」も行います。

引っ越しと同じで、次の住む場所を確保しておくように、次に魂が移る「お仏壇」が必要となります。

おおよその段取りとしては、

古いお仏壇があり、新しいお仏壇を購入した状態

寺院様による魂抜き・魂入れ(同じ家に古いお仏壇と新しいお仏壇がある場合は同時に行って頂く)
古いお仏壇と新しいお仏壇が別の場所にある場合は、日時を調整し、それぞれのお仏壇のある場所で魂抜き・魂入れを行って頂く。

古いお仏壇の引き取りを専門会社(遺品整理会社など)へ依頼。

※古いお仏壇を供養したいが、次にお仏壇を準備する考えがない場合は、「魂抜きを行って頂ける寺院様など」に相談を行い供養方法の選択をアドバイスなどを伺っておくとよいでしょう。

最近の仏壇のトレンド「小型」「家の雰囲気に合わせる」

一昔前のお仏壇は「家庭にある最も大きな家具」と同じくらい、とても大きなものが多い時代がありました。

お仏壇の大きさが、大人の男性より大きな背の高さのお仏壇もあり、とても大きなお仏壇が一軒家の家庭に置かれていることも、よくありました。

しかし、近年は「都市部を中心に集合住宅にお住まいの方」も多く、
家具の一部として「棚や箪笥などの上」に置くことができるタイプを選ばれる方が多くなりました。

また、和室がない家やマンションなどで「洋間の雰囲気に合わせたお仏壇」など、時代に合わせてお仏壇は変化をしております。

仏壇を買い換える場合は、古くからあるお仏壇に御礼を伝え、供養を行い「現状の自分の家に合う形」のお仏壇を選択しましょう。


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