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葬儀の仕事は「思いがあれば誰でも出来る」

葬儀の仕事は「思いがあれば誰でも出来る」

当時10代であった名古屋から来た「子ども」に「お葬式」を教えて下さった先輩方には感謝しかありません。

僕はお葬式という仕事は、資格・難しい知識経験は必要ないと自分自身の経験から学びました。

表現がおかしいかもしれませんが「お葬式という仕事は最低条件さえあれば誰でも出来る仕事」なのです。

10代・仕事経験ゼロ・土地勘ゼロで挑んだ葬儀の仕事

僕は、18歳からお葬式の仕事に携わりました。

この歳に葬儀のアルバイトなどをサポートなどを行った訳ではなく「最初から葬儀を取り仕切る葬儀担当者」としての仕事に従事しています。

当時、10代・アルバイト含む仕事経験ゼロ・土地勘ゼロの条件で葬儀の仕事に就いた人は今現在でも聞いたことがありません。

※同じ職種から会社を立ち上げた自分の父親ですら、アルバイト経験はありました。

この条件の自分は「絶対の葬儀の仕事なんか出来るわけがない」と言われたことも当然あります。

しかし、それでも当時勤めていた葬儀会社の上司・先輩方は自分に向き合ってくれました。

当時の僕には最初の1年辛いことしかありませんでしたが、振り返ると本当に感謝しかありません。

仏式のお葬式の際で使用する「焼香」

葬儀の仕事に必要な「もの」

現在でも僕は新しく葬儀業界に入ってきた方より「葬儀の仕事に必要なスキル・考えなどはありませんか」と尋ねられることが多くあります。

葬儀は「日常生活とは縁遠い」ため、就職・転職をされた方は葬儀業界に足を踏み入れたことに対して不安も大きいと思います。

僕自身はまず「難しく考えることなく人としての敬意」さえあれば問題ないと話をまずさせて頂いています。

仕事に一生懸命に向き合う姿勢

葬儀の仕事に限らず、その仕事に対して一生懸命に向き合う姿勢が大事です。

確かに知識・名称など、聞いたことがない用語も多いですが、わからないのは最初は当たり前です。

焦る必要もないので、確実に一歩ずつ学んでいき、仕事に向き合う姿勢が大事であると僕は思います。

故人に対する尊厳

お葬式という仕事は常に亡くなった方(故人)と接する仕事です。

仕事には慣れよという部分もありますが、葬儀担当者は故人に対して「慣れてしまっては終わり」だと思っています。

葬儀の仕事に従事し始めた当初はこの気持ちを持っている人は多いですが、人間は「慣れ」の生き物と言われます。

故人に対して「慣れ」てしまう人はこの仕事には向かないと思っています。

ご遺族の思いを汲み取れる人(優しい人)

葬儀担当者は「ご遺族の思いを汲み取れる人」でないとできないと思っています。

思いを汲み取るなどと難しい表現をしましたが、僕は「人に対して優しい人」であればお葬式の仕事に向いていると思っています。

優しい人でなければお葬式の仕事はできない。

困った方々を助ける仕事が葬儀担当者・葬祭ディレクターです。

難しい知識は必要ない

お葬式の仕事に難しい知識は必要ありません。

お葬式の仕事は、故人とご遺族のことを考えることができる人であれば「誰でも可能な仕事」です。

自分のような10代・仕事経験ゼロ・土地勘ゼロの人間でもお葬式の仕事に向き合うことができました。

よくお葬式は「難しい仕事」であると言われますが、「僕は決して難しくはなく、人に対して向き合うことができる優しい人」であれば、この仕事をするに十分な「能力」であると僕は思っています。



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