【ふなログ259】お客様の尊いご決断に学ばせて頂いたこと。目先の利益よりも相手の幸せを。
■
目先の利益を捨てて、
相手の幸せに繋がる決断をする。
言うは易し。。難しいです。
しかし今日やりました。
■
インストラクターのお仕事で、
有り難いことにお客様から
リピート(延長)の話を頂いていたのですが、
状況を深堀りするために
追加でヒアリングした結果、
今の取り組み方を真剣に変えて頂かない限りは、
「ご本人のためにはならないだろう」と思い、
あえて真剣に現実的な話をさせて頂きました。
(もちろん、叱責しないように)
その数時間後、
そのお客様とのレッスンの時間があり、
冒頭でお客様から
「別の道を目指すことにしました」
と直接お話しを頂きました。
■
やろうと思えば、
レッスンをすっぽかして
塾経由で辞めることを伝えても良かったはずです。
「…という選択もできたはずだけど、
よくレッスンを受講する気持ちになれましたね」
と聞いてみたところ、
「これまでお世話になったので直接伝えたかったです」
ということでした。
■
そのレッスン時間は代わりに
「贈る言葉」になったか分かりませんが、
私なりのこれまでの
紆余曲折して今に至った話をし、
「今の自分が出来る最大限のことをした後の決断であれば、
必ず未来に繋がるので、どんな道を歩もうと頑張って欲しい」
と、送り出す時間とさせて頂きました。
→生意気にも、
スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」の話も
同時にさせて頂きました。
■
リピート(延長)の話を頂いてから、
とある営業担当の人が動いておりましたが、
延長の目的と落とし所が
曖昧であったことに気付き、
急遽私が直接ヒアリングする時間を作って頂いて、
この結果となりました。
多分、私が割って入らなければ
リピート(延長)が実現して塾の売上も上がったでしょうし、
私のインセンティブ評価も上がってました。
しかし、
目先の利益は棄てて現実的な話をして、
ご本人に決断頂くことにしました。
こんなことしているから、稼げない…のは分かってます。
しかし、
現実から目を逸らしてリピート(延長)頂いても、
お客様が投じたお金に見合ったものは得られないだろう、
と判断しました。
■
これが正解かどうか分かりません。
「投じたお金に見合ったものが得られるかどうか?」
なんて、
最終的には
お金を支払ったご本人が感じることですから。
しかし、
そういう話をしてもなお、
チャレンジする人が私にとってのお客様だと思ってますし、
納得した上で諦めるのであれば、
その人の尊いご決断なので、
私はそういう人も応援したいです。
何よりも、
最後逃げずに直接伝えてくださったことにも感謝。
こういう人ならば、
芽が出る日は多少遠いとしても、
必ず自分の力で芽を出して花を咲かせるだろう。
遠いところでご活躍を念ずるのみです。
■
…ということがあったり、
卒業されるお客様が最近多い中、
新しいお客様が入らなくなってきたため、
今月は売上がかなり落ちそうです。
しかし、
こういうことは、
あらかじめ
抜け目なく予測して手を打っとかなきゃならんですね。
個人事業主、兼経営者のタマゴとしても。
■
ということで、第三の収入源として
動画教材制作を急遽詰めなければです。
中国の春秋戦国時代末期、
趙という国の宰相李牧が外敵に備えて
鄴(ぎょう)という都市の城壁を大改修して
「中華最強の部類に入る城塞都市」としたのと同様、
不落の仕組みと収入源を作らなければならない…
→これは漫画「キングダム」でのエピソードなので、
史実とは異なるのかもしれませんが
とは言え
完成後すぐに稼げるわけではないので、
しばらく辛抱の時が続きますね。
■
一発逆転のシナリオなど最初から期待しない。
日々の微差の積み重ね。
今回はカネよりも徳を優先した結果…
(と、何度も言い聞かせてみる)
これが商売道であり
人の道としても沿っていると信じて、
まだ見ぬ明日と未来を実現すべく
微差を毎日積み重ねていきます!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?