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【ふなログ259】お客様の尊いご決断に学ばせて頂いたこと。目先の利益よりも相手の幸せを。


目先の利益を捨てて、
相手の幸せに繋がる決断をする。

言うは易し。。難しいです。
しかし今日やりました。


インストラクターのお仕事で、
有り難いことにお客様から
リピート(延長)の話を頂いていたのですが、

状況を深堀りするために
追加でヒアリングした結果、

今の取り組み方を真剣に変えて頂かない限りは、
「ご本人のためにはならないだろう」と思い、
あえて真剣に現実的な話をさせて頂きました。

(もちろん、叱責しないように)

その数時間後、
そのお客様とのレッスンの時間があり、
冒頭でお客様から
「別の道を目指すことにしました」
と直接お話しを頂きました。


やろうと思えば、
レッスンをすっぽかして
塾経由で辞めることを伝えても良かったはずです。

「…という選択もできたはずだけど、
よくレッスンを受講する気持ちになれましたね」

と聞いてみたところ、
「これまでお世話になったので直接伝えたかったです」
ということでした。


そのレッスン時間は代わりに
「贈る言葉」になったか分かりませんが、
私なりのこれまでの
紆余曲折して今に至った話をし、

「今の自分が出来る最大限のことをした後の決断であれば、
必ず未来に繋がるので、どんな道を歩もうと頑張って欲しい」

と、送り出す時間とさせて頂きました。

→生意気にも、
スティーブ・ジョブズの「Connecting the dots」の話も
同時にさせて頂きました。


リピート(延長)の話を頂いてから、
とある営業担当の人が動いておりましたが、

延長の目的と落とし所が
曖昧であったことに気付き、
急遽私が直接ヒアリングする時間を作って頂いて、
この結果となりました。

多分、私が割って入らなければ
リピート(延長)が実現して塾の売上も上がったでしょうし、
私のインセンティブ評価も上がってました。

しかし、
目先の利益は棄てて現実的な話をして、
ご本人に決断頂くことにしました。
こんなことしているから、稼げない…のは分かってます。

しかし、
現実から目を逸らしてリピート(延長)頂いても、
お客様が投じたお金に見合ったものは得られないだろう、
と判断しました。


これが正解かどうか分かりません。

「投じたお金に見合ったものが得られるかどうか?」
なんて、
最終的には
お金を支払ったご本人が感じることですから。

しかし、
そういう話をしてもなお、
チャレンジする人が私にとってのお客様だと思ってますし、

納得した上で諦めるのであれば、
その人の尊いご決断なので、
私はそういう人も応援したい
です。

何よりも、
最後逃げずに直接伝えてくださったことにも感謝。

こういう人ならば、
芽が出る日は多少遠いとしても、
必ず自分の力で芽を出して花を咲かせるだろう。

遠いところでご活躍を念ずるのみです。


…ということがあったり、
卒業されるお客様が最近多い中、
新しいお客様が入らなくなってきたため、
今月は売上がかなり落ちそうです。

しかし、
こういうことは、
あらかじめ
抜け目なく予測して手を打っとかなきゃならんですね。
個人事業主、兼経営者のタマゴとしても。


ということで、第三の収入源として
動画教材制作を急遽詰めなければです。

中国の春秋戦国時代末期、
趙という国の宰相李牧が外敵に備えて
鄴(ぎょう)という都市の城壁を大改修して
「中華最強の部類に入る城塞都市」としたのと同様、
不落の仕組みと収入源を作らなければならない…

→これは漫画「キングダム」でのエピソードなので、
史実とは異なるのかもしれませんが

とは言え
完成後すぐに稼げるわけではないので、
しばらく辛抱の時が続きますね。


一発逆転のシナリオなど最初から期待しない。
日々の微差の積み重ね。


今回はカネよりも徳を優先した結果…
(と、何度も言い聞かせてみる)

これが商売道であり
人の道としても沿っている
と信じて、
まだ見ぬ明日と未来を実現すべく
微差を毎日積み重ねていきます!

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