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FROSK COFFEE の今後と、父親としての今後

FROSK COFFEE として何かを成し遂げたという事は一切ないのですが、ぼくが今考えている事を共有したいと思います。これまで歩んできた道のりと共に、記事にまとめます。

さっそく、以下の4章に分けて説明していきます。

・FROSK COFFEE の始まり

・現在のキッチンカーが抱える問題点

・FROSK COFFEE として今後やりたい事

・ひとりの父親として今後やりたい事




FROSK COFFEE の始まり


ぼくは元々(27歳頃まで)コーヒーが嫌いでした。苦くて飲めなかったからです。会社員時代、取引先との打ち合わせでは、必ずと言っていいほどコーヒー(めちゃくちゃ苦いやつ。笑)が出てきます。せっかく出してもらったコーヒーを「飲めないです!」と、全てを断るわけにはいかず、鼻での呼吸を止めて一気に流し込むような飲み方をしていました。(おかげで会議中の眠気は無でした。不幸中の幸い✌︎)

そんなぼくがコーヒーを好きになったきっかけは、以下の記事にまとめています。

そんなこんなでコーヒーの魅力を知り、取り憑かれ、今では自宅でコーヒー豆を焙煎し、必要としてくれる人達に日々届けています。自家焙煎のコーヒー豆だけではなく、より多くの人にコーヒーの美味しさや楽しさを知ってもらおうと、自宅で冷たい牛乳と割るだけで簡単に楽しめるアイスカフェオレの素、その他にも様々なコーヒー関連の器具(ドリッパー、ケトル、カップ等)を取り扱っています。

不定期ですが、イベント出店(POP UP)という形で、ぼくが焙煎したコーヒー豆を使って、その場で淹れたコーヒーをお客さんに飲んでもらっています。地元の三重県や大阪、ハウスメーカーのショウルームやバスケットボールの試合会場、地元の朝市、芝生の広場、様々な場所でコーヒーを淹れさせてもらっています。ぼくのコーヒーを飲んでくれるお客さんには心から感謝の気持ちでいっぱいです。いつも本当にありがとうございます。

さらに「出店できる行動範囲を広げる!どこでもコーヒーが淹れられるようにする!」という目的で、自家用車を売却して FROSK COFFEE のキッチンカーを製作しました。

周りには多少驚かれました。少し前までコーヒーが嫌いだったのに、コーヒー豆の焙煎を始めて、自家用車をコーヒーを淹れるためのキッチンカーにしているのには自分でも驚きます、、、笑




現在のキッチンカーが抱える問題点


気に入っていた自家用車(Audi)を売却して、軽自動車のバンを購入し、内装をキッチンカーとして製作しました。(今でもたまにAudi乗りたい、、、)

ぼくが焙煎しているコーヒーを(オンラインでの販売だけではなく)実際に飲んでみてほしい!という想いで、各地でのイベント出店や企業向けのケータリングなど、淹れたてのコーヒーを届けるための活動をしていますが、活動の中で多少の問題(ハードル)は出てくるものです。


車両が小さい!!!!!狭い!!!!!

これに尽きます。

【問題点】
・2人以上乗れない
・運転席、助手席も狭い(シートが直角)
・運転で消費する体力(負担)が大きい
・ワンオペ(1人営業)しか無理
・座ってしか営業できない(立てない)
・積み込める機材の量が少ない
・メニューの数が増やせない

などなど、、、

各地でイベント出店をしているとは書きましたが、主に三重県と大阪です。ありがたい事に10月、11月は岐阜、滋賀での開催も予定していますが、それも住んでいる三重県から比較的距離の近い場所で開催している(そうせざるを得ない)のが現状です。

軽自動車なので車両自体が狭く、エンジンが弱い(アクセルを踏んでも進まない)のは当たり前です。

現状、この車で行ける距離、すなわちぼくがコーヒーを直接届ける事ができる距離に制限を感じています。(死ぬ気で頑張って運転すれば解決できますが)

もっといろんな場所で、多くの人にぼくのコーヒーを届けたいのに・・・。



FROSK COFFEE として今後やりたい事


ありがたい事に、SNSなどを通じて FROSK COFFEE を知ってくれた人から「飲んでみたい!」と連絡をいただく事があります。

ですが、今の車を運転して遠出する(大阪よりも遠い場所)というのは、身体への負担も大きく、遠くまで直接コーヒーを届けられていないのが現状です。それがめちゃくちゃ悔しいのです。

せっかくぼくを見つけてくれて「飲んでみたい!」と興味を持ってくれて、こんなにも嬉しい事はありません。「ぜひオンラインショップで豆を買って飲んでみてください」という返信だけで、終わらせたくない。

そういった理由から FROSK COFFEE で全国をまわろうと考えています。

ぼくが淹れたコーヒーを求めてくれる人がいるなら、届けるためにできる事は全部したい。行きたい場所には行く、会いたい人には会う、それを実現させたい。

前の章で挙げた問題(車両が小さい、狭い)を解決できる大きい車(写真のハイエースのような)を購入し、コーヒーを淹れるための設備を整えて、何日もかけて全国各地をまわる予定です。その理由は、何度もお伝えしている通り、せっかく興味を持ってくれた人にぼくのコーヒーを飲んでみてほしいからです。

あと、ぼくはコーヒーの他に好きなものがあります。バスケットボールです。小学校4年生から約20年間続けていて、今も大好きです。

全国各地をまわって、その地域にあるコート(屋内、屋外関係なく)で、そこに住んでいる人達と一緒にバスケをする、コーヒーを淹れて、飲んでもらう(ぼくも飲む。笑)、また次の場所に移動してバスケをする、またコーヒーを淹れる。

これです。ぼくのやりたい事、好きな事が全て詰まっています。

全国各地のコーヒーが好きな人、バスケが好きな人に、直接会って話してバスケしてコーヒー飲んで、、、最高すぎます。

ぼくは今、わくわくしすぎて焦っています。笑




ひとりの父親として今後やりたい事


映画【シェフ 三ツ星フードトラック始めました】をご存知でしょうか?ぼくの大好きな映画のひとつです。ものすごく有名で、最高の映画なので観た事がある方も多いかと思います。優れた料理の腕を持っている中年の雇われシェフが、レストランオーナーとの折り合いが付かず独立して、ホットサンドのフードトラック(キッチンカー)を始めるという物語です。そのシェフには息子がひとり居て、息子と共にフードトラックで移動しながら、各地で自慢のホットサンドを振る舞います。


これをしたいんです。ぼくにも息子がひとり居て、まだ小さい(執筆現在:1歳11ヶ月)ですが、ぼくの将来やりたい事のひとつです。

この旅が息子のためになるかは分かりませんが、やってみたい。親のエゴ全開で連れ回すつもりです。(嫌だったらごめん。笑)

幼い息子との限られた時間、ぼくがやりたいと思う事は全部やって、上手くいってもいかなくても、振り返ったら最高に楽しい思い出、笑い話として残ればいいかなと。

FROSK COFFEE を必要としてくれる人にコーヒーを届けて満足してもらう、お客さんからお金をいただく、そのお金を使ってまた別の人にコーヒーを届ける、そういった方法で全国各地をまわっていく。そんな旅です。

誰かの願いを叶えて、お金を受け取る。必要としてくれる人に価値を提供して、その対価を得る。得た対価を使って自分の願いを叶える。

資本主義的なこのサイクルを体感してほしい。本当に限られた側面で、氷山の一角かもしれませんが、息子に言葉や文字として教えるより、実際に体感できる場所を作ってあげたい。教養としてのインプットより、体験としてインプットする方が、息子にとって深く刺さるんじゃないかなと。

ぼくは、サラリーマンとして労働時間に対する報酬(時給、日給、月給)を受け取る以外に収入(お金)を得る方法を知りませんでした。親も先生も友達も、誰も教えてくれませんでした。もちろん全く恨んではいません。知らない事(自分が経験していない事)は教えられなくて当たり前です。

ぼくは息子に、ぼくのようになってほしくないと思っています。

サラリーマンになってほしくないという意味ではなく、いろんな経験と知識を得て働き方の選択肢を増やしてほしい。可能な限り多くの選択肢から自分の進む道を選んでほしい。多くの選択肢を持つというのは、高級で美味しい食事、甘いおやつ、おもちゃ、ゲーム、お小遣い、これらを与えるよりも贅沢で、今後の息子の人生に活きるのでは、生きていくうえでの大きな力、財産になるのでは、と思うから。

ぼくの好きな言葉で、自分の大切な人が無人島に行く際「魚を渡すか、釣り竿を渡すか」という言葉があります。

ぼくは息子に釣り竿を渡したいのです。

この考え方や教育方法が正解だ!とは思っていませんが、ぼくは自分のできる限りの事(自分なりに想像して浮かんだ、息子の人生に役立つ事)を息子にしてあげたいというだけです。こういった気持ちは、どの家庭でも親心としてあるものではないでしょうか。

ぼくは自分ができる事、してあげたいと思う事を息子にする。あとは息子本人がどう感じるか、どう受け取って解釈するか、どういった行動として表現していくのか。それはぼくが操れるものではないので、知ったこっちゃありません。(無責任ですね。笑)

自分には父親が居ない、自分の父親の顔も名前も知らないまま育ってきた生い立ちなので、その生い立ちもこの考え方に少し作用しているのかもしれません。

わくわくできる人生を選択して、思いっきり突き進んでほしいなー!!

と、ひとりの父親として考えるのです。ぼくも頑張ろう、一緒に楽しもう。




最後に



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FROSK COFFEE 船尾 和希

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