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コーヒーを飲めなかったぼくがコーヒーに取り憑かれるまで
こんにちは。船尾和希(フナオカズキ)です。
ぼくは今、農作物(果実)としてのコーヒーが持つ魅力、甘くて果実味あふれるコーヒーをもっと多くの方に知ってもらい、飲んで体感してもらうために FROSK COFFEE(フロスクコーヒー)という名前で活動しています。
※ FROSK(ノルウェー語:カエル)
美味しいコーヒーを皆さんの日常生活の中に溶け込ませたいという想いで、都市部や地方関係なくその地域、その土地に住む人たちの暮らしに寄り添っている(生活と共にある事に違和感がない生き物)イメージのカエルから名付けました。
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この記事のタイトル通り、ぼくは元々コーヒーが嫌いでした。というより、苦くて飲めませんでした。
ですが、今ではコーヒー豆を自宅で焙煎し、ぼくが美味しいと思うコーヒーを淹れて、自分で飲むだけではなく周りの友人や家族にも飲んでもらっています。この記事ではそこに至るまでの経緯と、ぼくがコーヒーに対して自分なりに考えている事をお伝えしたいと思います。
好きじゃないコーヒーを飲み始めたきっかけ
ぼくは小学生の頃からバスケをしています。28歳になった今もです。そのおかげで色んな人と出会い、様々な繋がりができました。
練習の後などにチームの先輩がよくごはんに連れてってくれて、その先輩はごはんを食べた後にいつも「コーヒー行こ!!」と誘ってくれます。ぼくはコーヒーが好きじゃなかった(苦くて飲めない)けど、その先輩と居るのが楽しくてコーヒー屋さんにもついて行きました。ブラックは苦くて飲めないのでいつもラテを注文していました。
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コーヒー、ラテを飲みながらバスケや仕事の話、プライベートの話をするのがとても楽しくて、飲み物としてのコーヒーをではなくコーヒーを囲んで話しているこの時間が好きで、ごはん後のコーヒー屋さんをいつも楽しみにしていました。そうやってコーヒーが持つ魅力を感じ始め、ラテを飲み続けているうちにコーヒーの苦味にも少しずつ慣れてきたので、色んなお店でコーヒーやラテを飲んでみたいという気持ちが湧いてきました。
2日間の東京コーヒー旅
美味しいコーヒー屋さんを友人から聞いたりSNSで調べるようになり、美味しいコーヒーが飲みたくて2021年6月ひとりで東京に行きました。2日間でまわったお店は以下の通りです。
・FUGLEN TOKYO(フグレントウキョウ)
・PADDLERS COFFEE(パドラーズコーヒー)
・LIGHT UP COFFEE(ライトアップコーヒー)
・CHIMNEY COFFEE(チムニーコーヒー)
・ONIBUS COFFEE(オニバスコーヒー)
・ABOUT LIFE COFFEE BREWERS(アバウトライフコーヒーブリュワーズ)
・STREAMER COFFEE COMPANY 原宿(ストリーマーコーヒーカンパニー)
どのお店も紹介したい素敵なお店なんですが、全てを紹介すると長くなりすぎるので、その内容は別の記事に書かせてもらいます。
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ホットドッグとアイスコーヒー
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シングルオリジン3種飲み比べセット
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ショコラフィナンシェとアイスコーヒー
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レモンケーキとリボルバーラテ
衝撃を受けた北欧(ノルウェー)のコーヒー
どのお店も素敵でかっこよくてコーヒーもめちゃくちゃ美味しかったけど、その中でもFUGLEN TOKYO(フグレントウキョウ)で飲んだ〈本日のコーヒー〉に衝撃を受けました。
FUGLEN TOKYO はノルウェーのオスロにあるFUGLENというお店が日本に進出した1店舗目のお店です。
注文する時にバリスタの方が「本日のコーヒーはペルーになります。りんごのような酸味とチョコレートっぽい甘さが特徴で美味しいですよ。」と、味の説明をしてくれました。
りんご?チョコレート?と思いながら、そのコーヒーを飲んだ時の衝撃は今でも忘れられません。
本当にりんごの味がしたからです。そして何より、苦味が一切なかった…。
飲んだ瞬間は美味しさよりもこの衝撃の方が強かったです。
FUGLENのコーヒーを飲むまで「このコーヒーは〇〇のような香り、〇〇のような酸や甘さ」と言われても、コーヒーにそんな味の違いがあるなんて信じていませんでした。コーヒーの味は全部苦くて、多少香りや味の濃さが違うだけだろうと思っていました。けれど、本当に苦味がなく果実の味がするコーヒーにとても驚きました。
本日のコーヒーには“おかわり”というメニューがあり、言うまでもなくおかわりしました。本当に美味しかった…。
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本日のコーヒーとパンオショコラ
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PERU:LAS COLMENAS(ラス・コルメナス)
一瞬でこのコーヒーに取り憑かれました。コーヒーってこんなにも美味しいのか、こんなにも違うのか、苦いコーヒーとこのコーヒーが違うのはなぜか、北欧(主にノルウェー)のコーヒーとは何なのか、全部に興味が湧いて調べるようになりました。さらに自宅でもこんなコーヒーが飲みたい!!と思い、器具を揃えて色んなお店で豆を買うようになりました。
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浅煎りのコーヒーが持つ魅力
ぼくは浅煎りのコーヒーが好きだし、飲んでいて楽しい。理由は個性がはっきりしているから。豆の産地(国)や農園、精製方法による味の違いをはっきりと感じられるから。深煎りよりも浅煎りの方が美味しいという事ではなくて、ぼくは個人的に浅煎りの方が好みだという事です。
こんなにも美味しいコーヒーがある事をぼくは知らなかったし、ぼくみたいに“コーヒーは苦いから飲めない”と思っている人に一度でいいから飲んでみてほしい。美味しいか美味しくないか、好きか嫌いかではなく、コーヒーに対する概念は覆るはず。
そのためにぼくは、ぼくが好きな美味しいコーヒーを焙煎して、淹れて、飲んでもらって少しずつ広めていきたいと思っています。
浅煎りのコーヒーが持つ素晴らしさやその理由など、もっと伝えたい事はあるけど、それは別の記事に書きます。
この記事で伝えたい事は、ぼくの自己紹介とコーヒーは苦いだけじゃないよという事です。
最後に
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FROSK COFFEE 船尾 和希
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