見出し画像

プロテインはいつ誰が飲むべきモノなのか

プロテインが筋肉を作る
人類は大なり小なり毎日「筋トレ」を行っています。
「いや、今日は休みで一日中ダラダラしてただけだよ〜」という方も多いと思います。世間一般でよく誤解されがちですが、「歩く」「呼吸する」だけでも「筋トレ」なんです。
例えばスクワットという筋トレの種目は、体育の授業でやったり耳にしたことがあるとおもいます。
実はこのスクワットという種目は「しゃがむ」✖️「立ち上がる」を繰り返して行なうだけの筋トレ種目なんです!!まぁ「何当たり前のこと言ってんだよ」って感じなのですが、筋トレというのは基本、日常に行う動作に重さを加えたり、繰り返して筋肉に負荷を与える行為なんです。

みなさんはジムに行ってなくても毎日「筋トレ」を行っているのです。
そこで使った筋肉を修復したり「カラダ」の材料「プロテインについて」今回は説明していこうと思います。

画像1

目次
・プロテインとは
・飲むべき人と飲まなくていい人
・筋トレ後30分以内の「ゴールデンタイム」は本当か  

プロテインとは(ここではプロテインドリンクをプロテインと書いてます)プロテインは薬局をはじめ多くの場所で売っているため、最近よく目にするものだと思います。プロテイン=「Protein」は日本語訳すると「たんぱく質」です。たんぱく質はご存知のとおり三大栄養素の「糖質」「脂質」「たんぱく質」のなかのひとつです。また、語源はギリシャ語の「proteios」=「1番大切なもの」からきております。
名前の通りカラダ(筋肉・皮膚・髪・血液など)をつくるのに最も重要な栄養素。すなわち、必ず摂らないといけない栄養素というわけです。

プロテインの種類〜主流になっているプロテイン〜
1.ホエイプロテイン
2.ソイプロテイン
3.ガゼインプロテイン
4.エッグプロテイン
5.ビーフプロテイン
6.コオロギプロテイン

1~3が市場で購入しやすいものになっています。基本的には<1.>のホエイプロテインで十分ですが、原料は牛乳でできているため、お腹を下してしまうことがあります。牛乳を飲んでお腹を下しやすい人はWPI(ホエイプロテインアイソレート)と表記してあるものやホエイプロテイン以外のものを摂ることをオススメします。


プロテインを飲むべき人と飲まなくていい人

プロテインを摂る目安があります。最初に記載したとおり、人類はみな筋トレを毎日おこなっています。しかし、ジムに行ってハードなトレーニングをしている方と日常でそんなに動かない方とでは摂るべき量が違ってきます。

<目安>
デスクワーク中心/あまりからだを動かさない・・・体重✖️1g
日常的にからだを動かしたり、使う仕事・・・体重✖️1~1.5g
ハードな仕事/筋トレや運動を行い筋肉をつけたい・・・体重✖️1~2g

意外にも食事(肉・魚・卵)から補そうな量ですよね。
そうなんです。プロテインでなくてもたんぱく質は十分に摂ることができるのです。
なので日常生活で3食バランスよく食事ができている方でプロテインが必要になることはほとんどありません。(あくまでバランスよく食事ができていることが前提です)
ただし、ハードな筋トレや運動を行っている人は筋肉が多く使われ破壊されるのでより多くのタンパク質が必要となります。そういった場合に手軽にたんぱく質を摂取できるのが「プロテイン」というわけです。


筋トレ後30分以内の「ゴールデンタイム」は本当か

ここからはハードな運動、筋トレを行っている方へのお話になります。昔からプロテインを飲むベストなタイミング、「ゴールデンタイム」があることはご存知だと思います。筋トレや運動後の30分以内がプロテインを効率よく吸収する時間=ゴールデンタイムと言われてきました。プロテインはたんぱく質、すなわち食事と捉えることができます。口に入ったプロテインは消化され血管を通じて全身に運ばれます。だいたい、血管に流れるまでに1時間から2時間ほどかかると言われてり、筋トレ後30分以内にプロテインを摂ったところで筋肉肥大効果などはあまり変わりません。確かに筋トレ後(24~48時間)は筋肉の修復が活発になります。ただ24~48時間は筋肉の修正作業が活発になるのでその間にバランスの良いたんぱく質多めの食事だったり、プロテインを摂れば十分なわけです。

画像2

いかがでしたでしょうか。
最近はさまざまな企業が空前のサプリメントブームに便乗しプロテインを売り出しています。ただ、プロテインはあくまで食事ですので魔法のような筋肉増強効果や美肌になるということはありません。食事から摂取できないほどのたんぱく質が必要になってはじめて摂るべきものなのです。
正しい運動、食事、休養の知識を身につけて人生100年を謳歌していきましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?