自分とのたたかい

とても当たり前のことだけど、人の心は複雑だ。

今　ある武道の先生をやっている　そんな中での出来事
なんかね　初めてのことやる時って　冒険ですよね？
なので　今の常識の範囲を超えているところに　触れられるかどうかで
成長ってあるんだと思うのです
大人になると　成長したと思っていても　今の常識の範囲内での頑張りは
成長というよりは　成熟？
熟成はされても　同じところで　訓練だけしている感じ　
伸びたわけじゃない

戦ったことない人が戦うって未知の世界で
ってことは　ある程度、どうするか教えてもらって
あとは、こういうつもりでやってみて
とか　こういう事が出来るようになりたいから　試してみて
とか　工夫の仕方はこうだよ
とか　目指す方向を色んなパターンを提案を　ちょっと受け入れてみて
やろうとすると　何か　言わんとしたことに触れられる
とか　もしかしてこういうこと？
っていうのがちょっと見えたり触れられたりして　自分で考えるのだけど

やりもしないで　わからない　わからない
っていうのって　なんか　私（先生）を放棄しているっていうか　
教えてもらう気満々なのに　自分しか信じてないっていうか
頼られていない自分が悪いんだろうけど　
でも　教えて教えてだけ言われても　理屈と目的と手段の色々は提示して
方法は自分でつかむのですよ　知識と違って感覚だしね
その提案も受け付けないのに　教えてっていうのは何について？
とりあえずやって　やってこう思ったけどこれは違うのか？
とかそういう相談にしてほしい　と思っている

最近ずっと　思っている

戦うのって　怖くて　プレッシャーかかるから　本性が出る
ビビるのは良い　下手でも良い　もともと教えているのこっちだし
下手なのは知ってる
やろう　トライしよう　どんな感じで？　
興味を持って取り組む姿勢が　成長になる

おざなり　お座成り

よく言ったものだ。　おざなり　に　その場だけ　やった気になって
そんなのいらない　意味がない　否定はしないがその先を見てほしい
教えたいのはそこじゃない
プライドとか　知恵とか　感覚とか　まだ見ない世界を触れるって
ワクワクしてほしい　
恐がらないで
プライド傷つくことじゃない　なぜならここの場所に
プライドはまだ　築けていないのだから。