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これは現実?それともオアシス? 『レディ・プレイヤー1』 感想・レビュー

どうもこんにちは、今回は友人から勧められた「レディ・プレイヤー1」の感想です。

さて、今回はかのスティーブン・スピルバーグ史上最高と称された映画です。

舞台は2045年、世界は荒廃し人々は苦しい生活を送っていた。そんな彼らの拠り所、それこそがVR仮想空間『オアシス』。オアシスでは性別、年齢、顔全てが自由で自分の求めるもの全てが揃う、まさに楽園。

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このオアシスの創設者、ジェームズ・ハリデーの遺言 “全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界の全てを授けよう。”  この言葉に人々は沸き上がる。主人公ウェイド・ワッツもまたその一人であった。

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’後ろに進んだっていいんじゃないか、全速力で逆走したらどうだ’’

謎を解く手がかりを探るため、ハリデーライブラリに向かうシーンでウェイド達はハリデーのオアシス創設直前の映像を見る。

まず思ったのは、名言が多すぎる!!自分へのメッセージかと思ってしまう程にとて良いシーンだった。たまには前ばっかりじゃなくて後ろに進んだって良いんだ、コロナ下で新たな前進をしている世界だからこそ特に刺さる言葉だった。

知っているキャラクターが出ると嬉しい

この映画の面白さの一つとして、思いがけない場面で自分が見ていたアニメや漫画、映画のキャラクターや音楽が出てくることで自然と映画に入り込んだような感覚になってしまう。そういった所も楽しみながら見てほしい。

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まさかのあのバイクに車も

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平和としての一つの姿

この映画を見て初めに感じたのは、まさに「平和」。VR世界ではあるものの今現在、問題に挙がっているLGBTQや価値観や思想、そういった全てのものを自由にしてくれる世界だ。そう感じた。

’’現実だけが本当にリアルなものだから’’

これは作中だけではなく今を生きる自分たちにも言えると思った。SNSが大きく普及する現実の中で生き、こうして私もnoteという非現実に楽しみを見つけている。まるで映画を通して現代への警鐘を鳴らしているかのようにも感じる。

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まとめ

これからの世界はどうなっていくんでしょうか。本当にVR世界が誕生しても何ら不思議ではありませんよね。

この映画を見た後、私は今まで以上に現実の体験に幸せを感じるようになりました。今感じられる季節、景色、生活を楽しみながらこれからの未来も喜べるようにしたいですね。

それでは次の映画で会いましょう、また。

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