見出し画像

ほうれんそうが苦手

私はほうれんそうが苦手だ。

といっても、野菜のほうれんそうではない。
こちらは、むしろ大好きな部類に入り、みそ汁やおひたし、鍋などなんでもござれだ。

問題は「報告・連絡・相談」である。
仕事をする上で、欠かせないコミュニケーションの代表だ。

私のようなHSP(繊細さん)の人間は、敏感な神経の持ち主であり、場の空気や上司の機嫌などを感じ取ってしまう。
ある状況に足を踏み入れる前に、起こりうるハプニングについて、十分に考える傾向が強い。
そのため、いろいろな想像が頭を駆け巡り、口に出すか、行動するか、慎重にならざるを得ない。

私の場合、HSPに加えて社交不安が影響するので、「ほうれんそう」を実行する前に、キャパがいっぱいになり、ヘトヘトになることも多い。

その対策として、私が心掛けているのは、以下の3点だ。

① イエスマンになりすぎない
(相手の期待にすべて応えようとしない)
② 雑談を大切にする
(気軽に雑談できる環境をつくることで、心理的安全を確保する)
③ 日常的に、自分の不安や緊張を人に打ち明ける
(大なり小なり誰でも不安や緊張はあるもの。部分的には共感してもらえるかも)

仕事は「give & take」で成り立っている。
言い方を変えるなら、「責任が分散されている」とも考えることができる。

あまり思いつめずにいきましょう。
その敏感さが生かされる場面が、きっとあるはずだから。

「ナイーヴな人々 ナイーヴな人々
世界をそうっと美しくしてくれるのは
そういう人だ」
(ナイーヴな人々/キリンジ )


サポートしていただけると、とてもゴキゲンになります。ぜひぜひお待ちしています。