ロゴやキャッチで使える欧文フォント2020 - ソフトセリフ編
Caslon や Helvetica など「デザイナーが知っておきたい基本の欧文書体」というようなのは別の記事に任せ、欧文で長文を組むことがあまりない日本人向けに、ロゴやキャッチコピーなどですぐに使えそうな目を引くデザインの書体を紹介します。
※各フォントの購入方法は以下の note を参照してください。
Soft Serif / Round-Edged Serif
日本ではあまり感じませんが、欧米ではフォントにも流行り廃りが結構あります。最近はセリフのボテっとしたレトロな雰囲気の書体、通称ソフトセリフ(またはラウンドエッジドセリフ)が妙に流行っており、新しいものが続々と発表されています。古くは以下のものがありました。
・Cooper Black (1922)
・Souvenir (1914)
・Windsor (c. 1900)
・Goudy Heavyface (1925)
発表当時はさほど人気も出ず(笑)そのまま埋もれていったようですが、なぜか近年になってこの雰囲気が好まれているようです。
最近のソフトセリフ
近年になって開発されたソフトセリフは、もちろん昔のものをそのままリバイバルせず、グリフや字間などは現代的にリフォームされています。また、OpenType の機能を生かしてスワッシュオルタネートがふんだんに追加されたものも多くあります。
・Aureata
・Roca
・Malion
・Braveold
・Baggy
・Café Brasil
・FS Rosa
・Gelica
・Bogue
・Quincy CF
・Recoleta
・Moranga
・Pockota
・Cream
・Bogart
・Grobek
・ITC Barcelona
・Creolia
ブログ “Font for the Day”
ところで私は、Font for the Day というブログを運用しています。平日毎日1書体、気に入った欧文フォントを紹介していますので、よろしければチェックをお願いします。
カフェラテおごってください。