千葉市昭和の森の野生動物たち

浦野文孝

2023年12月21日 16:22

僕は古代史研究とともに、千葉市昭和の森での自然観察を趣味にしています。対象は主に哺乳類です。

※トップ画像：2024/6/30に出会った野うさぎ（動画からのスクショ）

（2024/6/30最終更新＝6月トピックス追加）

昭和の森で出会った野生動物と回数

昭和の森は住宅街に隣接する都市公園ですが、意外とたくさんの哺乳類が住んでいます。毎日のウォーキングでこれだけの動物たちに出会っています。

2023年はイノシシには1回しか会えませんでしたが（涙）、その代わり、卯年にふさわしく、20年ぶりに野うさぎに会えたのは感動でした。

YouTube開設

2024年2月にYouTubeを始めました。イノシシ、野うさぎ、タヌキ、リス、フクロウの鳴き声がお勧めです。スマホ（iPhone12mini）で撮っています。

2024年6月（トピックスとお勧め動画）

6月はトピックスがたくさんありました。

6/4に園路を横切った小動物。いきものログに問い合わせたところ、イタチと判明しました。イタチは昭和の森では初めてです。
6/9には野うさぎ、タヌキといっしょに会えました。2人は知り合いで仲よしのようです。
6/27には昼間に野うさぎ、6/29にはやはり昼間にタヌキと出会いました。昼間にも出てくることを初めて知りました。
6/20、迷子犬が1人で昭和の森にやってきました。無事に飼い主さんのもとに帰れますように。
6月の出来事ではありませんが、4/15,16,18に聴こえた鳴き声を千葉県立中央博物館の専門の方に確認していただいたところ、ミゾゴイとわかりました。稀少な鳥だそうです。

＜YouTube動画（リンク）＞

2024/6/4　初めてのイタチ
2024/6/9　野うさぎのマオ、タヌキのターンが一緒に
2024/6/20　野犬？迷子犬？
2024/4/16　ミゾゴイ、鳴き声は近いけど見えない

フィールドサインや鳴き声も

掘り返し跡、足跡、獣道、糞のようなフィールドサインを見つけるのも楽しみです。フィールドサインを見つけると、動物たちが元気なことがわかって、僕も元気になります。古墳めぐりをすることを「墳活」といったりしますが、僕にとってフン活は「糞活」です（笑）。

耳をすませて、笹ずれの音や鳴き声も聴きます。夜明け前に「ギャー」という鳴き声を2022～2024年1月に58回聴きました（主に秋）。YouTubeではボリューム最大で聴いてください。

僕は最初はキョン、次にハクビシンの鳴き声ではないかと想像しましたが、環境省生物多様性センターに調べてもらったところ、ほとんどはフクロウの鳴き声ではないかとのことでした。警戒の鳴き声だったり、秋の子別れの鳴き声だったりするようです。

今、会いたいと思っているのはアライグマとハクビシンとキョンです。アライグマは田んぼに足跡があるので昭和の森に住んでいると思います。ハクビシンは会ったことはありますが、動画でも撮影したいです（住宅街のほうがよく会います）。キョンは昭和の森の近くで捕獲情報はありますが、昭和の森にやってきているかは不明です（キョンの鳴き声は、フクロウの雌のギャーという鳴き声と似ているそうです）。

日々の自然観察はSNSでも

X：@xmasnight
インスタグラム：@fumitaka_urano

動画は、Xやインスタ（ストーリーズ→ハイライト）にはダイジェスト版、YouTubeでフルバージョンを投稿することが多いです。