見出し画像

社会復帰と病院選び

私のこれまでと、そしてこの記事も私の素性を隠して始めたので、あまり公にしたくない自分を曝け出して書いてみている。

社会人5年目に突入したこの春、社会復帰を果たした。年度末の2月3月を休職し、この4月から復帰した(昇進が1年延びたが休んで良かったと思っている)。しかし、復帰にあたってはじめにお世話になっていた心療内科との戦いがあった。

不眠症の体調が改善した為、復帰をしたい、との旨を伝えたが「君はまだダメだ、どうせすぐダメになる」、というようなことを言われ、処方される薬はどんどん増えた。最初にもらった薬があまりにも強かった為(お陰様で強制的に寝れたが)、その後の処方される薬を飲むのが怖くて飲んでいなかった。自分で症状が回復したと言っているのに、大した診察もせず自分の知識を語るだけの診療、はっきり言って私にも出来そうだった。もう薬は飲みたくありませんと伝えたが、なんだかんだもっともらしいことを言われて処方箋を出された。復帰の診断書を書いてもらえないと復帰できない、他の診療所に通うにはまた時間もお金もかかってしまう、どうしよう。でももう今の病院には行きたくない、でももう一度行けば最初の病院が復帰の診断書を出してくれるかもしれない.......

体調は回復しているのにこのジレンマのせいでまた気持ちが沈んでいく、さらに先生の「君はどうせダメだ」というような言葉にもそうなのかな...と医者ではない私は先生の言葉が正しいのかとも思い始める。幸い、母や周りの信頼のおける人、会社の健康相談室に相談できたおかげで「ほかの心療内科をまず受診する」という道を選べた。それまで誰にも相談できなかった私だが、休職中に少しずつこの話を話せるようになってきてから同じような症状を持ったことがある人が多かった為、自分は変じゃない、誰だって起こりうるんだと前向きに考えられるようになってきていた。

いくつかの心療内科に電話してみたが、どちらも初診で復帰可能の診断書を書くのは難しいとの話だった。当たり前だ。どういう症状で病院にかかり、どのような回復ができたのか全く知らない患者にOKを出す無責任なことはできない。どうしても最初の病院に通い続けるのが嫌な私は仕方ないと思い、口コミの良い病院に行くことにした。

さて、今日はこの辺で。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?