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文乃 | 歴史フリークときどきコーチ
2022年5月26日 12:13
短冊が、目の前にぶらさがっている。こう書かれている。自分には能がない、と。道場を変えることにした。ああ、むりだ。もう通えない、と思ったあの日の夜のことを、現像できるくらい明瞭に覚えている。ふつうに考えたらそりゃそうなんだけれど、もう曜日の組みようがない。日常に占める比重が大きすぎる。平日の退勤後に、地下鉄で道場に向かう。帰宅して22時。そこからおふろと夕飯。始業も早いので、早く眠らな
2022年5月19日 20:27
🌱立夏顔をあげると、むわっと、もうもうと、みどりの香りが顔面に直撃する。マスクをしているのに届く、朝の森のかおり。濃い葉の一枚一枚から、分厚い樹々の皮から、盛り上がった土から、香気が迫ってくる。まじまじと見つめると、どう考えても、みどりの面積が広がっている。こんなに濃かったろうか。ほとんどみどりしか見えない。もう、と、音を立てて、みどりの分厚いモヤが、全身をくるんでくれる。くるむ