fumino_takada

お金と経営サポートの専門家 税理士・行政書士・1級FP技能士・宅地建物取引士

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最近の記事

本が読めない日がある

活字好きですが余白不足によって本に向き合う気力がなくなってしまう時が確かにあります。 タイトルに共感して読了しました。  読書=自分から遠く離れた文脈に触れること  本が読めない状況とは、新しい文脈を受け入れる余裕がないこと。  →読書=ノイズと認識してしまう現象 これは本だけでなく、文化的な趣味や活動全般にもいえることだと思います。 子育てや家事のための時間や生きるために欠かせない睡眠時間も合わせると仕事以外のやりたいことに使える時間は実際のところ少ない。 スマホ

    • 木嶋真優さんコンサートMAYUフェスVol.2

      先日サントリーホールで開催された、バイオリニスト木嶋真優さんのコンサート「MAYUフェスVol.2」へ行ってきました。 あいにく台風が近づく悪天候でもしかしたら中止になるかもとの心配もありましたが無事開催。素晴らしい演奏を聴くことができました。電車止まらなくてよかった! 心震える演奏でした。生まれついた才能があるとはいえ、いったいどれだけの練習が積み上がっていることか。どの演奏も素晴らしかったのですがヴィバルディの四季より「夏」そしてアンコールの演奏にうっとり。そして久石

      • 当たり前の価値観は環境によって変わる

        青春18きっぷを使って福井の祖父の家に一人で12時間かけて遊びに行ったことがあります。 目的地への移動手段としてだけでなく、景色を眺めたり読書することが心地よくて電車に乗ること自体が好きです。 子育て中の現在は、車移動が楽だし安心だったりするので電車に長時間乗ることが出来ていません。 またしばらくしたらローカル線に乗りに行きたい。 昨年の銚子電鉄に初乗車も楽しかったです。 そんな移動好きを肯定してくれそうな本。 移動することによって所属するコミュニティが変わると「

        • アスリートの集中力

          20代後半、会社を退職して退路を断ち税理士試験を受験しました。 合格しなければ後がない状況に追い込み、勉強時間を確保した以上、絶対にやり抜く意気込みでしたが予備校で講義を受けるほかは自習室に通いつめて一人で税法を暗記し、問題集を繰り返し解く日々は地味で心が折れそうになることも。 そんな時に励まされたのはアスリートが活躍する姿でした。 私が税理士試験受験生だった当時、メジャーリーグでイチロー選手が大活躍をしていてその言動が度々話題になりました。 華々しい活躍をするイチロ

        本が読めない日がある

          税理士試験を通して学んだ戦略的に考えて行動するという生き方

          税理士試験を受験していた当時、合格率の低い試験で合格するには1点のためにどれだけ頑張れるかだと考えました。 殆どの人はある程度の点数までは採れる、即ち実力派ほとんど変わらない。だけれど1点足らずに不合格になる人、さらにその2点、3点下に団子状に得点している人がいて、その数点のためにどれだけ努力できたかが合否を分ける試験だと模擬試験の結果を見るたびに思いました。 私は新卒で入社した会社を一念発起して退職し、税理士試験を目指していたので、その1点を確実に得点するためにあらゆる

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          2023年はnoteをスタート、他にも新しいことに多く取り組んできました

          もうすぐ2023年も終了。12月になると早々になんだか忙しない気分になってしまいます。 今年の自分はどうだっただろうか。一日一日を大切に過ごせただろうか。 どうしたら毎日を大切に充実した日々を送ることが出来るだろうかと試行錯誤して過ごしています。 結婚して子供が生まれ、仕事をしながら過ごしてきた10年間。 意識しないと日々の慌ただしさに流されて本当にあっという間に過ぎてしまう、という危機感でノートや手帳を使って日々の振り返りや、やりたいことを書くようになりました。 これは結

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          【11回目の結婚記念日】夫婦と家族の在り方

          少し前のことになりましたが、今月11月11日に11回目の結婚記念日を迎えることが出来ました。11年前の11月11日に入籍したのですが、当時11月22日(いい夫婦の日)に入籍するか、1並びの日に入籍するか、どうする?という会話をして何となく1並びも縁起がいいよね、と決めたことを思い出しました。今年はさらに1並びで縁起がいい感じ。 昨年の結婚10周年は結婚式を挙げた恵比寿ガーデンプレイスに10年ぶりに宿泊しました。 今年は特に大きなイベントをしたわけではないですが、長女がレシ

          【11回目の結婚記念日】夫婦と家族の在り方

          健康管理・体づくり

          今週は長女の小学校で風邪・インフルエンザが大流行でした。 長女は学級閉鎖になった日に発熱しました。その翌日から私も体調不良に、、、 幸い娘は1日で治りましたが私は3日も寝込んでしまいました。しかも症状の出方も大分異なり、もしかして別の風邪?でもそんなことはないよね?と疑うほどに独自の症状がわんさか。 元々丈夫で発熱などめったにない私ですが、頭痛については発症することが多く、普段は服用で治るのですが風邪症状の頭痛になると頭が割れそうに痛い→気持ち悪くて吐くというしんどい事態

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          現代の税制度

           前回、古代から近代までの税は「地租改正」が起こるまで、主に年貢(米)で納めていたことを書きました。  1873(明治6)年の地租改正によって納める税は土地の価額が課税標準となり、物納から金納に変わりました。  そして1887(明治20)年に所得税が、1905(明治38)年に相続税が、1940(昭和15)年に法人税が、独立した税として制定されます。  設立当初の所得税は今よりずっとシンプルなもので1年の収入について  ①300円以上1,000円未満・・・1%  ②1,0

          現代の税制度

          古代から近代までの税の歴史

          税理士とうい職業柄、税金について考える日々です。 税の歴史というのは実に長く、古代の日本の税システムには租庸調と呼ばれる制度がありました。 「租」は米で収穫高の3%程度を徴収されていたようです。 一部は朝廷に送られるもののその多くは地方役所に保管されていました。 「庸」は労役で成人男子は年に60日間の労役をしなければならないという定めでした。 「調」は布や特産品。絹や糸、綿、布・鉄・塩・海産物などを納める物納制度です。調が朝廷の主な財源となっていたようです。 また、これ

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          銚子電鉄の乗車体験から応援消費を考える

          先日、家族で千葉の銚子に小旅行に出かけました。真夏のような暑さで目の前の浜辺で海水浴が出来ました。 そしてもう一つ楽しみにしていたのが銚子電鉄。 銚子電鉄は銚子市内を走る路線距離6.4キロの単線のローカル線。 人口減少や親会社の倒産の憂き目にあい、赤字が何年も続く状況から廃線の危機に遭遇したにも関わらず、2023年3月期決算で2期連続で黒字化を達成しました。 開業100周年、銚子電鉄の主力事業は「鉄道事業」から「米菓製造業」に代わっています。ぬれ煎餅によって本業の赤字を

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          手帳で変わる時間の使い方

          今年も来年の手帳が店頭に並びはじめました。 スケジュールならデジタル管理で十分とは思いながらも、紙の手帳もやめられません。 メモも紙のノートに書きたい。 でもそんな人は意外と多いのではないでしょうか。 毎年手帳は新商品が多数発売されていて、あれこれ迷ってしまう。 ノートも文房具も目新しいものがどんどん出てきます。 意気込んで購入してみたものの、使わなかったものもあったりしますが。 そもそも手帳は予定が被らないように、忘れないように使うものという認識でしたが、手帳の画期的な

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          私立中学を見学 俯瞰して見る力

          先日、小学4年の長女と一緒に私立中学校の学校見学に行きました。 中学受験はまだ未定とはいえ通塾もしているので選択肢を広げるためにも幾つか見学しておきたいなと思っていました。 今回初めての学校見学。 初回は私の母校の女子校へ。 敷地内のことが何となく分かるので、見学ポイントなどについても見つけやすいかなと思ったからです。 久しぶりに足を踏み入れた母校は懐かしく、改装を経て美しくなっていました。 綺麗な校舎の中で笑顔で迎え入れてくれた生徒たち。 自由見学でしたので校舎の中を

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          自分の中の小さな違和感を見過ごさない

          先日、OURHOMEを主宰しているEmiさんの著書「暮らす働く、もっと明るいほうへ」を読了しました。 Emiさんは整理収納アドバイザーとして起業して、片づけの指南から暮らしの「ちょうどいい」を提案するモノづくりをされています。 経営者でありながら双子のママ。 発信される暮らしのヒントが等身大で素敵に成功されている方です。 著書は既に20冊近くに及びますが、私がEmiさんを知ったのは「デスクと気持ちの方づけで、見違える、わたしの仕事時間」という本でした。 モノの整理整頓

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          バイリンガル保育園→学童卒園!夏休みに娘が勉強で自走できた理由

          現在小学4年生の長女の夏休みがもうすぐ終わります。始まる前は長いと思っていても案外早く感じるのは毎年のこと。 共働き家庭の夏休みの対応はけっこう大変です。何とかやりくりをつけてこれまでも過ごしてきました。 3年生までの夏休みは学童がメイン。 娘の学童はバイリンガル保育園が併設する学童です。 娘はこのバイリンガル園に年長児(5歳)に認可保育園から転園しました。 5歳からの転園に不安はありましたが、 ・日常会話が英語でネイティブの先生がいること ・年長児には小学1年生レベル

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          バックパッカーにはもうなれない「DIE WITH ZERO」自分の人生を生きるために必要なこと

          私は税理士として会社や個人事業の経営に関すること以外にも、相続の相談もたくさん受けます。 ご年配のお付き合いのあった社長や経営者が亡くなって相続のお手続きをさせていただくことも数多く経験してきました。 もちろん税理士ですので、税金の計算が主軸になります。 相続税の計算は、まず亡くなった方(被相続人)に属するすべての財産と債務を洗い出して全体の相続税額を算出します。 その後、誰が財産を相続するのか、債務を承継するのか、その取得割合によって各人の相続税額が決まります。 財産評

          バックパッカーにはもうなれない「DIE WITH ZERO」自分の人生を生きるために必要なこと