梅雨の手しごと その2 〜旬の新生姜の甘酢漬け〜
こんにちは。
梅雨に入ると同時に新生姜が旬をむかえます。
一年中出回っている茶色い生姜と違って、みずみずしくずっしり重くてほんのり薄ピンク色でとってもかわいい。辛味も柔らかでほどよく、生でかじってもすじもなくシャリっとした歯触り。甘酢漬けや蜂蜜漬けにピッタリ。
我が家に高知県の産直からやってきた新生姜はビニール袋の中ですでに汗をかいていたので、腐らないようにすぐ新聞紙に包んで保存。傷みやすいので早めに仕込まないと。
今から仕込んでおけば、これから本格的な暑さに入る梅雨〜夏を元気に過ごせます💪
旬の食材を使うことは、まさに自然の力を借りることなんですね。
✔︎ 新生姜の甘酢漬けの効果・効能
新生姜にたくさん含まれるジンゲロールには、殺菌、免疫細胞の活性、消化力アップ、血流促進、代謝活性、抗酸化をしてくれて、吐き気や頭痛を抑える働きを持つ。
お酢にも高い殺菌、血流促進効果、疲労回復効果がある。
新生姜には唐辛子のように、発汗で身体の中のこもった熱を出す作用があるので大量に食べると汗で身体が冷えてしまうことも。温性のお酢と一緒に摂る甘酢漬けはまさにベストバランス。
免疫力低下による食欲不振、食あたりなんかに特に効果的。末端の冷えにも血流促進効果で改善が期待できる。
✔︎ 新生姜の甘酢漬けの作り方
材料 : 新生姜200g、酢100cc
(A)水50cc、きび砂糖50g、塩小さじ1
① 新生姜は買ってきたらすぐ水洗いして傷んでいるところをむいて水気をよく拭き取る。
② 密閉瓶をよく洗ったあと高アルコール(焼酎等)で拭き消毒しておく。
③ 新生姜をスライサーで5mmくらいに薄くスライスして密閉瓶に入れる。
④ 鍋に(A)を入れて火にかけ、砂糖、塩を溶かしたら火を止めてお酢をいれる。まだ熱いうちに生姜の入った密閉瓶へ注ぎ入れる。
瓶の粗熱が取れたら冷蔵庫で保管。清潔な箸を使えば半年以上持ちます。
2,3日後から食べられます!
✔︎ 最後に。
漬け込むだけの簡単な作業なので新生姜が出回っている今の時期にぜひ作ってみてください!
スーパーで売ってる甘酢漬けは甘すぎたり余計なものが入っていたりするので、自家製は甘さや酸っぱさを自分好みに調整できるのでおすすめですよ☆
今年の夏もマスクによる熱中症が心配されているので、新生姜の甘酢漬けを毎日のお夕飯のお供に。
次回は、『らっきょうの酢漬け』をご紹介します!
熱い夏の時期に備えて、夏を元気に過ごせる旬の食材たちをせっせと仕込んでいます。
夏に体調を崩してしまうとそのあとの秋冬の免疫力にも影響してしまうので、夏の養生は実はとっても大切なのです。
読んで頂きありがとうございました🌟
fuming(ふーみん)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?