『言葉に表せない』なんて感情はない。


『感情類語辞典』
アンジェラ・アッカーマン、ベッカ・パグリッシ著|滝本杏奈訳|フィルムアート社


どうも、私です。
間違えました、はる。と申します。

ごめんね、宣伝だけさせてね。
私の毎日更新してるnoteです↓




今私は猛烈に焦っています。(宣伝はしたけど)

今日は書評の担当日、前日までに本には目を通したし、頭の中で構成を何度も考えた。

でも、どうしても、筆がのらない。

この本を手に取った時、私には自信があった。
本のタイトルに惹かれ、好奇心に負けた私は数ページ捲ってみる。
その瞬間、興奮が抑えられなかった。

いい本に出会った時にしか味わえない、あの独特な幸福感高揚感


しかし今日の私は違う。

思ったように言葉が溢れてこない。
屈辱的だった。
こんな素敵な本を前にしても私は言葉すら綴れないのか

締切は刻一刻と迫る。
焦りと共に、嫌悪感すら覚える。
私は自分自身に失望した。

感情とはなんなのか、
それをどう伝えたらいいのか、
この本の良さをどう伝えようか、
そんな考えが堂々巡りする。

『あ、これが感情か。』

私はそっと本を閉じた。



.



ここまでの文で太字になっているものは全て感情です。
これはほんとに私が今日、感じた『生きた感情』


この本にはそんな感情たちの書き方について綴られています。

「私は小説家でも脚本家でもないから、感情を書くなんて、そんなことしない」


私はそんな先入観がありました。
しかしどうだろうか、私は自分自身の感情をnoteに綴っているではないか!

先日この本を読んだ私も、
今この文を書いている私も、
そしてこれを読んでくれている未来のあなたも、
たくさんの感情で溢れている。


それを言葉にしようと思った時、この本が片手にあるならば、あなたはきっと幸せだろう。





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