オンラインを覗くと、住む場所は違えど「課題」は似てたりしません?
LDL仲間の辻栄さんがクラウドファンディングをしています。
もう時期終了です。
ご存知ない方は下記のリンクからご確認を!!
https://camp-fire.jp/projects/423293/preview?
私も応援しました。
「獣皮は循環資源!千葉の名を冠する革「チバレザー」で楽しく美味しくエシカル消費!」 と題して、土に還る革製品を取り扱っている辻栄さんのチャレンジでした。
◯辻栄さんの取り組みのポイント3つ
①捨てられている皮を使う(獣害残渣の資源化)
②日本ではまだ見ないスキーム(肉、皮などの単体利用ではなく一連の流れをつくる)
③新しい製革技法で環境にも配慮している
これによって地域で獲れる資源として無駄なく循環をさせ、その循環の中でそれぞれに適正な価格を付けることにより猟師の収入問題、担い手不足解消の第一歩となることを伝えたい!環境も事業としても持続可能にしたい!
このクラウドファンディングにピンときたのは、私がレザークラフトがそこそこ好きな事、猪被害は身近に感じている事、その両方が作品となって届き、非常に体験価値があるなぁと思った事です。
猪被害は身近ですか?
猪は臆病なので遭遇する可能性は高くないですが、被害の話しはチラホラききます。私の住んでる地域も、サルとイノシシは目撃情報は共有されてます。
また、少なくとも、職場の近くには猪の被害に遭ったことのある農家さんや、道ですれ違ったりした経験などもあり、思ったよりも身近です。w
適当に資料検索していたら鳥獣被害対策たるものが!!リンク下記に共有しておきますね!!
https://www.pref.kumamoto.jp/uploaded/life/81467_128413_misc.pdf
生活の中にあるレザークラフト
とはいえ、熊本でも鳥獣被害を聞いたことがあっても、「実際、身近じゃないしよくわからない?」という方も多いかと思います。そこから考えるとレザークラフトは非常に身近な切り口だなぁとおもいました。
みなさんの身近なアイテム(財布やバッグ、キーケースなどなど)で利用され、長く愛用されている品々としてレザークラフトの魅力があります。より生活用品から鳥獣被害を感じ取れるのは魅力的なぁと思っています。
てなわけで、身近な人にしってもらおうと私のコミュニティで企画させていただきました。
①土に還る革とは?
②クラウドファンディングの意図
辻栄さんの事業のポイントは、「土に還る革製品」という視点を持って制作をされていました。道具1つにとっても、そのコンセプトに作られているのだなぁと。
獣の皮がやっぱり捨てられていることを考えると、レザークラフトを通して当事者になってもらえたら良いなぁと思います。
クラウドファンディングの九州版?
辻栄さんのクラウドファンディングは無事目標達成されていました。おめでとうございます!!!
よく聞くようになった分、地方のクラウドファンディングにも新しいものを知りましたので紹介します。
グローカル・クラウドファンディングさんです
肥後銀行からの出向の方もいますし、熊本の企業にこの新しいクラウドファンディングがリーチしやすい印象を受けています。やはり定番で馴染みのあるキャンプファイヤーしたいとかになりがちだが、こういうのが出てきているのは面白いですね。あなたの街にもできるかも。
【この記事について】
Locally Driven Labs(LDL)のプロジェクトの1つ“地方のオンラインの普及と価値の創造“にて、オンラインツールの情報共有を記事にしています。
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LDL(Locally Driven Labs)とは『地元がヤバいと思ったら読む凡人のための地域再生入門』『福岡市が地方最強の都市になった理由』『地方創生大全』『稼ぐまちが地方を変える』などの著者で、約20年にわたって全国各地で経営とまちづくりに取組んでいる木下斉さんが所長として立ち上げたラボです。
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