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世界レコード

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生きることを仕事にするときに考えたこと、出会ったものたち
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2020年11月の記事一覧

便座をめぐる冒険

便座をめぐる冒険

尾籠な話。とくに読んで何か得るものがあったり、気分が上がることも下がることもないのだけど、とにかく便座の話。

かつて世の中には、U型とO型ふたつの便座が幅をきかせていた。もしかしたらD型だとかM型の便座もあるかもしれないけど、話がややこしくなるので、ここでは一応このふたつに絞る。

実は、このふたつの便座をめぐる諸問題は、便座史研究家の間でも長年、議論されてきた。

なぜ、そもそも世の中に2種類

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宇宙への裏方をしたよという話

宇宙への裏方をしたよという話

普段、自分のnoteでは「仕事」の話ってほとんどしない。大きな意味での「生きることを仕事にする」みたいなのはするんだけど。

べつに何かルールやビリーフがあってというのでもないのだけど、なんとなく。

そこを掘っていくとそれなりに掘れてしまう。たぶん、ライターとか編集の仕事って「こういうの」って切り取りやすいから、それだけでバリューがあるみたいに見えてしまうけど、そんなことはないと思ってて。

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自分の「聞いて書くルール」について

自分の「聞いて書くルール」について

仕事するときのルールってあるんですか?

そんな質問を(あらたまってではないけど)されるときがある。何となく、話の文脈で「ライターとしてのルール」みたいなのを聞かれてるんだなというのはわかる。

まあ、ルールというほど大げさなものではないかもしれないけど。

もちろん、いくつかある。といってもモニターに貼り付けてあるわけでもなく、そう言えば自分の中にあるよなというもの。その中の一つ。

取材でもな

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おっさんあんたはそういうけれど

おっさんあんたはそういうけれど

人生にはいくつかの解けない問題がある。いや、正確には誰も積極的に解きたがらないというか。短い戯言。

人はいつからおっさんになるのか問題。主にメンズ属性の問題なんだろうけど、たまに女子の中にも「心がおっさんなので」と自称される場合もあるので、単純にジェンダーの問題でもないのかもしれない。

あー、でもそんなの書くと怒られるかもしれないんだよな。いつから、フラットにこういう話ってしづらくなったんだろ

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情報を知りたいのか、その人を知りたいのか

情報を知りたいのか、その人を知りたいのか

ぼくが好きな人は、どちらかというとアマノジャクな傾向を持ってる気がする。天邪鬼。漢字にすると、なんかキメ……あれっぽいけど。

みんなが「いい」と評判になってるものがあれば、違うものを探したり、すごい流れになってると、そこに乗らずにわざわざ脇道に逸れたり。

だからって何でも否定したり斜めに見てるわけでもなくて、すごく純粋な部分も持ってて。そういう人と接してると、なんだか心地がいい。

まあ、自分

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