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福島県にいながら青森県の仕事を3年間続けて感じること


青森県や大鰐町とのつながり

2018年 独立開業 フリーランスのグラフィックデザイナーに
2020年 コロナ禍を機に地元福島に戻る
2021年 大鰐町駅前拠点整備PJ コンセプト設計に関わる
     同時におためし居住体験のチラシ作成
2022年 地域おこし協力隊の募集企画にジョイン

2018年 独立した際、移住先の青森県の皆さんには大変お世話になった。
フリーランスや起業された先輩方からもアドバイスもたくさんいただいた。

2020年 福島に戻っても、青森県からフルリモートでできるお仕事を少しずついただいていた。

デザイン関連やリモート人材など同じ境遇の方々から
「行政関係の仕事を依頼してもらえるのはハードルが高いよ。どうやってるの?どんなコンペに参加してるの?」と言っていただくことがある。
おっしゃる通りだと思う。

その疑問に対する答えは「コンペには参加していない。独立当初からのつながりやご紹介がほとんど」
今ある青森県の方々とのつながりは奇跡だと思っている。
信頼関係を築いてくださった青森県の皆さんには改めて感謝したいし、これからも恩返ししていきたい。


青森県は東北地方の一番端です↑


地方でフリーランスとして働く


「フルリモートの仕事ってどんな感じですか?フリーランスってやっぱり大変ですか?」というご質問をいただくこともある。
私たちの働き方自体も興味関心を集めているのかなと感じる。

私が独立した2018年当時と比べると、コロナ禍も後押しして
環境自体かなり良いものに変わってきている。

ネット検索で情報が載るようになったし、web会議も当たり前になって
相手のリテラシーに悩むことも減った。
グラフィックデザインの仕事自体が、データのやり取りが中心で
コロナ前からzoom、slackは日常的に使っていたので、関係者以外の方とwebツールの話ができるようになったこと自体、とても助かるなと感じる。

フリーになれば、ライフステージの変化にも対応でき、場所や時間を問わず働ける点が自分的に魅力だった。
営業や事務処理などのハードルはあるが、クライアントファーストで働ける環境が気に入っている。

アシスタントをしていた時から「地方で暮らしながらデザインができたら最高だな」とぼんやりイメージがあった。
デザイナーとしてキャリアの行く末を考えた時、大手広告代理でのキャリア形成よりも、小さな規模でクライアントと直接関係性を築ける環境がいいなと思っていた。

自分の人生・家族も仕事も、私にとってはどれも大事だった。
だから「暮らすように働く」という言葉が世に出るようになって、嬉しかったことを覚えている。

大鰐町からのご依頼


大鰐町からコロナ禍に入ってすぐの頃にお声がけいただいた。
もともとブランディングを手がけていた企業さんからのつながりだった。
大鰐温泉駅前のにぎわい創出に向けた企画実施にあたり、町民の方々の「こうしたい」を聞きながら、目的整理やコンセプト設計を行った。


毎月会議を開催しコンセプトを練り上げる


大鰐町民の方々向けに報告会の機会をいただいた


このプロジェクトと同時進行で、おためし居住のチラシを制作。
2022年度 大鰐町役場が行う、地域おこし協力隊募集のアドバイザーに選んでいただいた。


当時メンバー全員で手がけた最初のチラシ


地域おこし協力隊 募集チームで手がけたこと


2022年度からチーム形成を開始し、協力隊の募集・採用の一連の流れを話し合い、行動してきた。
打ち合わせはいつも楽しい。
自分の知らない価値観や専門領域の話を聞ける時間がとても貴重で、他にはない時間。

2022年度のチームメンバー

私が手がけたことは以下

・募集チラシの作成
・外向け原稿の作成
・移住メディア掲載記事の作成
・どんな人に向けて情報を発信するかを定めるターゲット・ペルソナの設計サポート
・SNS情報掲載からインサイト分析
・移住イベント参加サポート


〈 表 〉2022年度 作成した募集チラシ
〈 裏 〉2022年度 作成した募集チラシ


知識を活かせる場面も多々あったが、サポートメンバーやチーム全体でゼロからブレストして考えることが多かった。
大変さはもちろんある。でも私はこの時間が結構好き。
デザイナーであれば、誰でも味わいたい時間なのではないかと思う。

いびつでも新しい何かが生まれる瞬間に立ち会えて、しかもそれを制作に丸ごと生かせるのだから、デザイナー冥利に尽きる。

メンバーそれぞれの知識・経験を持ち寄って、行政の立場としての制約や
かけられる時間、実現可能性などを同時に考えることが難しさであり、楽しさ・面白さがあった。

制約の無い業務は無い。時間も労力も有限。
前例がなく、答えのない領域に足を踏み入れることは誰だって怖い。
それを小さなチームで考え、決断し、スピードと行動を持って考えていくことが貴重な経験だった。
悔しい想いもたくさんしたけど、どれもかけがえのない経験だったと感じる。

この経験を「楽しかった」「ためになった」で終わらせることなく
今後の私自身の活動に生かさなければと強く思う。
課題解決・魅力の発信にもっと還元していきたい。
課題感を感じる方の役に立ちたい。
困難が少しでも軽くなるような伴走支援をもっとしたい。
デザイナーにできることをもっと発揮すべきだと感じる。

最後に

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