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不動産業界の経営者に告ぐ「真のDXトレンドはこれ」

スマートホームのプロ集団X-HEMISTRY代表の新貝です。

先日リビングテック協会でカオスマップを披露したが、今回はその中から「スマートアパートメント」というカテゴリーに関係するアメリカの住宅事情についてnoteしてみたい。なおカオスマップの解説記事については、下記のnoteを参照して頂きたい。

仕事がら日本の住宅業界関係者とコミュニケーションをする機会が少なくない。年々、日本でもスマートホームの認知度が高まっていることを肌で感じるし、数年前と比較してより多くの住宅関連不動産プレイヤーがスマートホームの導入を検討しているようだ。この状況を見ていると、日本でもスマートホームの標準化が加速していく日も遠くない気もしている。

日本を代表する不動産デベロッパーがプラットフォーマーに?!

我らがX-HEMISTRYが関わった三菱地所のHOMETACTは、日本を代表する不動産会社自らが立ち上げた新しいスマートホームサービスだ。

スマートホームが普及する海外でも、不動産会社が自らスマートホームのプラットフォーマーになるケースはかなり稀だ。しかし三菱地所は、サービス化を検討する数年前からスマートホームの海外動向を綿密に調査し、日本でも確実に普及するどころか当たり前化すると判断。その結果、単にスマートホームを導入するだけでなく、自らがプラットフォーマーになるべき、という決断をした。

自らがプラットフォームを作っていく、という決断には我々も驚かされたが、並々ならぬ意気込みを感じ取り同じプロジェクトメンバーとして企画段階から伴走し、実に2年以上かけてプラットフォームを立ち上げた。

その後、三菱地所はプラットフォームを外販していくことを決断したが、非常に注目度が高く、多くの引き合いが来ている。

三菱地所が日本の不動産業界に大きなうねりを作ったようで、業界で活動する我々の耳にも、あちらこちらから多くの不動産会社がスマートホームの導入を検討しているという声が聞こえてくる。それを見聞きしているとスマートホームの普及が日本でも加速していくことは間違いない、という肌感覚を感じている。

なぜ日本でスマートホームが浸透していかないのか

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著者 : 新貝 文将

スマートホームに特化したコンサルティングサービスを提供するスマートホームのプロ集団X-HEMISTRY株式会社の代表取締役。

2013年から東急グループでスマートホームサービスIintelligent HOMEの事業立ち上げを牽引し、Connected Design株式会社の代表取締役に就任。

2018年には株式会社アクセルラボの取締役 COO/CPOとして、SpaceCoreサービスの立ち上げを牽引。

2019年秋にX-HEMISTRY株式会社を設立。スマートホーム事業に関連するノウハウを惜しみなく提供する形で、多くの日本企業向けにスマートホーム事業のノウハウを伝授しつつ、数々のスマートホーム事業企画/立ち上げにも寄与。

リビングテック協会発行「スマートホームカオスマップ」の製作にも深く関わり、スマートホームのエキスパートとして日本のスマートホーム業界で認知されている。

X-HEMISTRYのコーポレートサイト
https://x-hemistry.com/

X-HEMISTRYのオウンドメディア「スマートホームBase」
https://x-hemistry.com/smarthome/

X-HEMISTRYの公式note : 海外のスマートホームニュースを週一で発信中
https://note.com/x_hemistry/

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