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畑チェックデー

こんにちは。


オーストラリアのワイナリーで働いているフミです🍇
今年は涼しい夏で、収穫が遅くなっています。
待っている間に、畑巡りをしてきたので、記録します。


TOP画像はシラーズです。グルナッシュをお見せしたかったけどいい写真が撮れていなかった…🤷‍♀️


サンソー

まだグリーンの実も多く見られて、甘ーい、というよりはスッパ!渋ッ!ってかんじです。


ルーサンヌ

滞在しているワイナリーの主要白品種がルーサンヌ!バロッサのルーサンヌちょっと珍しい?
ぜひ試してみて欲しいです👍

日焼けしちゃうので、日陰でお育ちいただいています。

私だけかもしれないのですが、海外のブドウってもっとでっかい房なんだと思い込んでました。手のひらに収まるようなサイズ感。


ブッシュヴァイン

垣根仕立てばかりだと思って来たら、結構ブッシュヴァインも多い🌿

地面に近いので、少ない水でも樹に巡らせやすく、逆に湿気ているとカビやすいので、乾燥地帯に向いています。
垣根と違って、日が樹全体にあたるのもメリットだそう。

ただ、収穫はとにかく大変!掻き分け掻き分け…😵‍💫
品種によっても枝の伸び方が違い、向き不向きがあるのだとか。


eutypaになってしまった樹

畑散策中、ユーティパになった樹を発見。
干し葡萄のようにしおしおになってしまっていました。


グルナッシュ・ブランのベイビー

最後に、今朝のお庭から、グルナッシュ・ブランの苗木です。
はあ。。かわいい。。。


おまけで、最近よく目にする現地の記事について。

中国が豪州産品に高関税を発動した影響で、中国向けワインのために栽培していたブドウが収穫もされずに捨てられているというショッキングな記事をよく見ます。

そんな中で、中国向けにつくられていた、シラーズを中心としたしっかり重たいワインじゃなくて、新たな可能性を求めて、別の品種を育てていくことをすすめる記事も(記事に実際載っていた品種は、グルナッシュ、フィアーノなど)。

日本にいるときはまだまだ、「バロッサはシラーズ!クレアヴァレーはリースリング!」って思っていたけど、先入観を捨てて自由に試していけたら楽しいのかな?と思ってきました。

ワイナリーのつくりたいワイン像と、世間のイメージも、必ずしも一致していなかったり…

またこういった話も、深ぼって書いていきたいです✨

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