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コロナ渦の就活の方が有利になった(と勝手に思ってる)人の話

こんにちは、FUMI(@fumi_design_)です。
私は21卒で内定をいただき、春からデザイナーに就職することが決まりました。
ですが、デザイン職以外にもマーケターや営業職に応募し、最終選考のESはトータル15社に提出しました。そして、今回は自分が就活をやってきてのまとめと感想になります。22卒、23卒向けに書いています、後輩に参考になれば幸いです。

私は、コロナ渦になったことによって自身の就活が有利になったと感じています。

理由としては

1. WEB面接になり、面接時にカンペが読めた
2. Uターン希望だったので、地元の企業にも応募できた
3. コロナ前に様々な企業のインターンに参加していたので、選考に有利になった、企業選びをきちんと行えた。

の3点になります。

1. WEB面接になり、面接時にカンペが読めた

WEB面接が多くの企業で採用されます、となった時にどこの新卒応援サイトの記事を探してもカンペが読まないように、みたいな記事しかなくて「せっかく頑張ればカンペを持ち込める機会なのにやらない手はないやろ」と素直に思いました。

というのも、私は記憶力が弱くて、覚えるのが本当に苦手です。高校生の時は、古典や英単語、世界史を覚えるのが本当に苦手でした。それも面接となると緊張するだろうし、何より一貫性を求められている面接でさっき言ったことと違うことを話してしまうのはご法度。ということで、カンペ読み環境の制作を行いました。

私が作ったWEB面接対策用の部屋と机のレイアウトがこちらです。ちなみに、一人暮らしで1Kです。

変更前→変更後

名称未設定-3

黄色の範囲がカメラに映る範囲です。

変更前だと、クローゼットが画面に映り、クローゼットのドアが閉まらない民の私にはどうしても印象が悪くなってしまうと思い、レイアウトを変えました。

机の状態

IMG_5688のコピーのコピー

即席ですが、高さを出すためと、ipadを固定するために、土台で本を積み上げました。もし崩れて本が見られてもいいように、デザインの本だけを選別して積み上げました(笑)

ちなみに、なぜPCがあるのにわざわざiPadで面接を受けた理由としては
・PCで対応していないWEB面接アプリを使用している企業が何社かあったため
・カンペをPCで用意したかったから

の以上2点になります。

また、隣のパソコンのカーソルを動かす手の動きがバレない位置を考え、パソコンの位置、机の位置、椅子の位置を目張りしました。近づいて面接をするのは印象が悪いですし、何より白い紙のカンペが瞳の中に映るのはよくないと考えました。

紙なら何枚も用意しなければならないですが、PCならカーソル移動すればたくさんの情報が書き込めます。またカンペを書き込んだのは、wordではなく、黒背景設定にしたメモ帳です。これはMacユーザーだけなのかもしれませんが、擬似的にwordでも行うことができると考えています。

あとipadを持っていない人が多いと思うので、カンペ用意するとなるとPC内でメモを置くことになると思うんですが、私の場合はマウスパッドの手の動きが画面に写ってしまったのでやめました。この辺はスーツやパソコンとの距離感を工夫すればいけると思います。

ちなみにカンペをガン見する際には、「すみません、少々考える時間を頂いてもよろしいでしょうか?」と一声かけることを心がけました。許可をもらったら、考えるフリをしてカンペをガン読みします。この言葉は困った時に使える最強のセリフだと思ってます(笑)とりあえずテンパったらこれを言っておけってやつですね。

2. Uターン希望だったので、地元の企業にも応募できた

自分は大学生になって埼玉に2年、東京に2年目の生活を送っています。高校生の時の私は、「ディズニーの年パス買って満喫するぞ」という邪心で都内の大学に進み、ディズニー年パス買おうとしてしました。ディズニーは千葉なのに。

都心に住んでみての感想が「自分は地元の自然が結構気に入っていた」ということでした。水と空気の違いや野菜の新鮮さの違いなんてわからないと思っていましたが、結構違うもんなんですね…。そのため、社会人になってもわざわざ東京住んでまで生活したくないな…という気持ちが徐々に芽生えました。

そんな中でコロナ自粛があり、多くの会社がWEB説明会・WEB面接になって、わざわざ都内から新幹線に乗って片道2時間以上かけて、地元に戻らなくても企業説明会や面接を受けられるので、好機となりました。

3. コロナ前に様々な企業のインターンに参加していたので、選考時に有利になった、企業選びをきちんと行えた。

これは完全に他の人に比べてなのですが、私は以下の数のインターンに参加しました。

夏:6社参加(1day:2社、2day:3社、2weeks:1社)

秋:2社参加(1day:2社)

冬:3社参加(2weeks:2社、1day:1社)

夏冬被っている企業もあるので、企業数だと9社になります。9社ほど直接職場や会社にお邪魔して社風、労働環境、勤務地、働く人等を生で見ることができました。そのため、コロナ渦になってから就活を始めた人たちよりはいろんな会社を見てきて企業同士で比べることができました。

また、企業側もインターンに参加した人から優先的に面接をしてくださりました。それにインターンに参加していることで、多少とはいえお互い認識があるので、お互いにミスマッチが少なくなる気がします。とはいえ、入ってから就活生側の価値観や会社の経営方針が変わるかもしれないので、一概に言うのは難しいかもしれませんが…。

ただ、私が後悔していることは、以上のインターンは全てデザイン職のインターンだけです。現在は卒研の分析のために、1年の時に学んだR言語をより学び直しているのですが、緊急事態宣言中の引きこもり期間の間に、WEBマーケターにも興味が湧き、もっと広い職種でインターンに参加していればよかったのかなとも反省しております。

まとめ

自分はとても恵まれていた、と感じています。志望する業界も職種もリモートワークでできる仕事ですし、コロナ後で仕事環境が大きく変わるかもしれない状況に立ち会える事にワクワクしています。当然、早く元どおりの生活はしたいのですが…(笑)私は1、2年の時に音楽イベントのスタッフのアルバイトをしていた経験があるのですが、そこで知り合ったバイトの友達はイベント業界志望で、本当に就活に苦労してて、会社を受けたくても受けられない状況です。私はほんとに運が良く、恵まれていると感じています。

私から言える、これから就活をする人に向けてのアドバイスとしては、

1. WEB面接するなら、カンペは紙ではなく電子機器で用意、黒背景推奨
2. 都内の学生は、最初から東京の会社に拘らず、地元や別の県で就職するのもいいのでは? また地方の学生は東京の会社を受けてみるのもいいのでは?
3. 時間が許されるなら、インターンにはいろんな企業に行こう

です。22卒は6月から夏インターンの応募が始まっていると思います。コロナで大変な今だからこそ差がつく時期だと思います、就活応援しています。

また今後は、デザイナー職志望の私が今の会社に内定をもらうまでにしたことをまとめようと思っています。よかったらそちらの記事もご覧ください。

最後まで見ていただき、ありがとうございました!


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