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「採用代行」の存在を就活前に知りたかった話。

こんにちは!
もりもとです。

本日はタイトルの通り、「採用代行」についてお話します。

私は採用代行という存在を知ったのは、就活を終えてから。
単発のアルバイトで、マイナビ合説のブース誘引に入った際に、この仕事って出展企業と全く関係ない人がやれちゃうんだ?!って驚きました。

学生から見たら、出展企業にいる人は皆、その企業の人だと思いますよね。。
説明会で会社の話をしている人や面接を担当する人が、その企業の人ではないなんて、発想にもありませんでした。

この「採用代行」という仕事について、少し詳しくお話します。

どんな仕事なのか?

RPO(Recruitment Process Outsourcing)とも略される採用代行。
本来は自社の人事が行う、
新卒志望の学生や転職希望の求職者に企業のPRをしたり、インターンシップや説明会を開催したり、合否の連絡をしたり、面接をしたり…という仕事を代わりに行うのが業務です。

改めて人事の仕事を書き出しただけで、なんか疲れてしまいそうです(笑)。

どうして代行を依頼するのか

上記でも記載したように、人事の仕事って実はめちゃくちゃたくさんあるんです。
採用活動以外にも、社員の評価を決めたり部署配属に関する段取りをしたり、退職希望の人を引き留めたり、派遣やアルバイトの管理をしたり、、、
本当に大変な仕事です。

しかも、人事の仕事は、直接的な売上には繋がらないものがほとんど。
つまり、売上が十分に上がっていない会社では、人事にコストをかけることができない実態があります。

100人〜300人程度の会社であれば、人事は1人もしくは2人程度で回しており、中には営業と人事を兼業している場合も。
社長が1人で何とか動かしているケースもあるんです。

会社を支えているのは社員ですから、
誰と働くかを決めるのは大事なこと。

でも、そんな時間も無く、人事のプロでもない…。

そんな事情があるために、代わりに人事をやってくれる人がいたら、何で楽なことか!!
というわけで、採用代行の仕事が成り立つのですね。

採用のプロはやっぱりプロ。

最近では、人材紹介会社が、人の紹介だけではなく説明会の企画や面接の手伝いという形で、採用代行に踏み込んでくるケースも多くなってきました。

やはり採用のプロなだけあって、どうやったら企業の魅力が伝わるか?
という演出が非常に上手です。

1の魅力を10に拡大し、盛りに盛っている、なんて、よくある話です。

そして、説明会や面接で会う人が必ずしも社員とは限らない。
この人と働きたい!
と思っても、その人は社員じゃないかも。。

学生さんは、しっかり見る目を養って、企業を見極めてほしいところです!!

いったい何を信じたら良いの?

さすがにどんな企業であっても、社長だけはごまかせません。
その企業の文化や価値観を見る時に、社員だけではなく、必ず社長を見てほしい。

大手企業の場合は、社長が外部から来ている場合もありますので、ここも注意して見ておきたいポイント。
こういうケースは、会社の経営層よりも株主の方が声が大きいこともありますので、入社してから制度や文化がガラッと変わることも想定しておきたいところです。


まだまだ採用の裏側について、話し足りないところもありますが、
ボリューミーになってしまうので今日はここまで。。

またどこかでお話しできればと思います!
もしくは、直接聞きたい!という人にはお伝えしてます。

ご連絡は公式LINEにて承っておりますので、気軽にメッセージをお送りください◎

それでは、また!

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