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山椒の花に寄せて

いつも歩く小川沿いから、分かれた小道へ入ってみると、黄色い花の蕾をつけた木をみつける。

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この葉はみたことがあるような。

あ、もしかして、山椒?

葉を少し、ちぎってみる。・・・山椒のい~い香り!


調べてみると、山椒には雄株と雌株とがあるらしい(上の写真は雄株)。


先月、茶道具屋さんで、出袱紗(だしぶくさ)に、と100種近い裂(きれ)を2周ほどみて、選んだ裂が、「山椒緞子(さんしょうどんす)」であった。

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【山椒緞子(さんしょうどんす)】名物裂の一。紺地に、黄茶の緯糸で折枝紋を並べ、間に宝尽し紋を織り出した緞子。折枝は五弁と六弁の花と側面のものを交互に配し、宝尽し紋は、丁子・分銅・卍字・七宝・巻物・珊瑚などの雑宝が散らされている。同系に茶地のもの、花紋が果実風なもの、蝶紋のあるものなど種々ある (HP「茶の湯の楽しみ」より引用)

この裂を選んだポイントは、3つ。

1、模様:元々持っている裂は、単一文様なので、今回はいろいろな模様が入っているものにしてみた。

2、色味:「通年使用しても違和感のない色味(特に春夏に用いたい色味)」を選ぶ。

3、名称:「山椒」というシンプルに植物の名前、に親近感を持つ。日本のハーブでありスパイスである山椒の「味」を想像すると「ピリッ」として、心身が爽やかな気持ちになれそう、と思う。

茶道の最終の御免状(表千家では「盆点」)を先月頂き、その記念の意味も合わせて、以前から求めたいと考えていた、茶入と出袱紗(だしぶくさ)を購入することにしたのだった。


改めて、「山椒の効能」も調べてみる。

山椒の<効果・効能>
薬味としては古くから利用されており、ミカン科サンショウ属に分類される落葉低木。
普段使っている粉山椒は、山椒の実を乾燥させて作ります。食物繊維、カルシウム、タンパク質、カロチン、脂肪、ビタミンB1,B2,E、炭水化物、灰分、マグネシウム、鉄、マンガンなど。
「注目の成分」
サンショオールやシトロネラール、ジペンテン、フェランドレン、ゲラニオール、リモネンなど。胃腸の機能を高める効果などが期待できます。
漢方医学では、鎮痛、殺虫、解毒、嘔吐、腹痛、下痢、消化不良、寄生虫駆除などにも用いられています。
また、不整脈、狭心症、消火器系統の病気の治療にも役立つことが確認されています。 (https://jholistic.exblog.jp/より引用)

改めて調べてみると、山椒ってどうやら思っていた以上に、すごい

これをご縁に、山椒の雌株と雄株を地植えしてみようかな(^^)


✨ 昨日4/9の歩数 12,481歩(+6,481歩)✨



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