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「吉野山の桜」を観てよみがえった民俗舞踊発表会のこと

昨日夕方、録画していた情熱大陸(4月4日放送)「吉野山 桜守」の回を観ながら、「あ、そうだった」と思い出したことが。

昨日上げた記事「着物(和服)をひとりで着られるようになるまでの道のり」で、

茶道を習い始める前。
着物を着たのは、成人式の振袖と、いとこの結婚式に母があつらえてくれた着物を着たくらい。どちらも、美容院で着付けをしてもらった。

と書いたのだけれど。

もとい、学生時代、着物を学内で着て発表会に出たことを、「吉野の桜」ではっと思い出した。

大学の体育の授業に、「民俗舞踊」が科目として、あった。そして大学には、「民俗舞踊同好会(略して『みんぶ』)」も存在していた。

「みんぶ」は大きな同好会というわけではなかったけれど、クラスで一番仲良くなったNちゃんや、寮の同期だった帰国子女のKなど、身近に「みんぶ」に入った(入っている)友人が、けっこういた。

「・・・民俗舞踊ってそんなに、おもしろいの?」

少々興味を持ち、1年生の2学期だったか、体育で選択をしてみた。

そのときに、教わって今でも歌を覚えているのが、桜の踊り(桜川)

学期が終わるころ、体育の先生から、

「民俗舞踊の発表会が近々あるから、桜の踊りを一緒にやりませんか?」

というお話があり、手を挙げた。体育選択者から参加したのは、結局私だけだったような。

本番の日、クラスメイトであり、みんぶメンバーだったNちゃんが、確か自宅から着物を持ってきてくれて、着せてくれて。発表会で扇子を持って、舞ったのだった。

踊りの型は、あまり覚えていないのだけれど、

歌詞と、長い髪を三つ編みにした先生が歌う節は、はっきりと覚えている。

【桜川】

吉野 の 桜 わ ん さ
散 る か散 らぬ か 見 た か の おん そ れ
散 る や あ ら ん さ 散 らぬ るや ら 嵐 こ そ

チ リ チ リ リ チ リ テ ッ トン ト ン
ス テ レ ツ トン トン チ リテ ツ ト ン トツ トン

「吉野桜 民俗舞踊」で検索してみたら、先生が書かれた文書を発見。

「日 本 民俗 舞踊
一 民俗伝統の知恵を学び・ 親しみやすく、奥が深い舞や踊りを追体験するー」

出だしの「吉野の桜」の部分は、嵯 峨 、加 賀、吉野・・・と、桜の名所が続いていくものらしい(私は「吉野」だけ、覚えていた)。

「体の使いかた」の点で、茶道の点前にも通じると感じることも、書かれていて、興味深かった。(ご興味のある方は、下記からご覧ください↓)

https://www.jstage.jst.go.jp/article/daigakutaiiku/24/1/24_KJ00007343805/_pdf/-char/ja

そして吉野の桜といえば、茶道の先生がもともと、お生まれが奈良だそうで、奈良には深い思い入れをおもちなのを、折に触れて、感じる。

4月になると、吉野桜の銘の美しい茶碗を、出してくださるのだった。


画面で観る満開の吉野の桜、素晴らしかった。

いつの日か本物も、ぜひ観に行ってみたい。



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