医師と結婚して離婚した話〜出会い

今日はタロットじゃないお話。

よく近しい人から、どうやって医者と結婚したの？どんな生活だった？


と、聞かれることがいまだにあります。


今回は、開示できる範囲で振り返ってみたいと思います。



今回は出会い編。



20代半ばの頃。
私は、ある大きな総合病院の検査科助手として働いていました。



内部の仕事がない時は、受付業務が主な仕事で、その受付は外来棟と入院棟の境目に位置しており、一日中多くの人が目の前を行き来する場所でした。



いつものように、受付に座りながらぼんやり行き交う人々を眺めていると、なんとなくいつも目で追ってしまう男性医師がいました。こちらも見ているため、向こうもこちらに視線を投げます。


なぜ、目で追ってしまうのかというと、
なんだか、彼はどこかで見たことがあるような面影をたたえているのです。



見れば見るほど、
Kくんにそっくりだ🫢



Kくんとは、大学時代に生まれて初めてお付き合いした彼氏で、それはそれは大好きだった人なのです(当時ね)


Kくんにフラれ数年経っていましたが、なかなか忘れることができずにいたため、尚更その医師のことが気になっていました。



どんな人なんだろう。
独身？既婚？？



医師が直接検査をすることもあったので、うちの科にもよく来ていました。


間近で顔を見ると
……やっぱ似てるわー(〃ω〃)


ますます気になる。



職員健診の名簿を見ると、どうやら自分より10歳年上のようでした。



転機が訪れたのは、それから間もなくして、検査技術さんに飲み会に誘われ、彼氏がいるのかと聞かれました。


「いや、いないんですけど…気になる人がいます」

なぜ、こんな大胆なことを言ったのか、今にして思えば不思議なのですが。


「◯◯科のY先生です。結婚してるんですかね？？」


技師さん「結婚してるかは知らんけど、Fちゃん(Yの上司で医長)に繋いでもらうよ！」


と。その技師さんはF先生と仲が良く、よく飲みに行く関係だったのです。


その場でF先生が合流。
かくかくしかじかと、技師さんが説明すると


「おー！Yちゃんは独身よ！今から呼ぼう！」
と、F先生。


えっ！えっ！！？！？！？🤯🤯


こ、心の準備が😱💦💦💦



訳が分からずとにかく来いと医長に呼び出されやって来た元夫。



なぜ？一体どういう状況なのか？？と困惑しながら飲んでいる元夫をチラチラと観察しながら、一次会は終了。



二次会の場所を決め、各々現地集合ということになりました。



そこで、周囲のお計らいが。



なんと、二次会のバーに着いたのは、私と元夫の二人だけ。



周りがそのようにしてくれたのでしょう。
(なんていい人たちなの😭)



カウンターで横並びに座りながら、何を喋ったのかよく覚えていません💦



そろそろ帰ろうか、となり。


私はアルコールを飲んでいなかったため、
「送っていきますよ」と、提案し車の助手席へ彼を誘導😆



当時、30万で買った中古の軽自動車。
大雨が降ると、走行中に突然止まるというとんでもないボロカーでした(笑)


官舎へ送ろうとしていたところ、彼が突然



「このままドライブしよう」と。



キターーーー(*ﾟ▽ﾟ*)❤️




↑少なくとも、悪くは思われていないことを確信。



どこをどう走ったのか覚えていませんが、停車できるスペースに車を停めて、少し話そうということになり。



夜なので、視界は真っ暗。何も見えない。
話題に困る…


「…………。」
「…………。」



沈黙。



ききき気まずい(°_°)




どうしよう。間が持たない。



そこで、
飲み会に誘うに至った顛末を話したところ、




元夫「あー…実は、可愛いな、と思って見てました…」




えっ、今、なんて？？🤩🌟🌟
まじで！？



「………。」
「………。」



再び沈黙。



この流れで、何を言うのが正解なんだ⁉️
オロオロ💦





元夫「………ホテル、行こっか？」



(´⊙ω⊙`)!!!!!!!!



いやいや……初対面でっせ。
まだお互いのこと何も知らないのに。
それはさすがにいくらなんでも………



お断りしました✋




て、いうか、大丈夫かなこの人💦
(まぁ、結果的にいろいろ大丈夫ではなかったのですが)




一抹の違和感を感じながらお付き合いが始まった訳ですが…



どんなお付き合いだったのか、また次回👋



教訓
【一抹の違和感でも見逃すな】