35歳の誕生日にぼんやり思っていること

夢と希望をもち、今挑戦し、つねにベストを尽くそう

これは私が小学生のときの校長先生が座右の銘にされていた言葉。最近ふと思い出し、何かと気になっているのです。一見きれいごとに思えるけれど、こんな心構えでいたら“満足いく”人生になるんじゃないかな。

奇しくもこの記事を書いている本日、2021年8月8日はものすごくパワーのある日らしい。しし座新月・一粒万倍日・ライオンズゲート。

ありがたいことに本日、35歳の誕生日を迎えています。過去をふり返ったり、自分のことを開示するのは得意ではないのだけれど、「35歳」という数字が、今生の「中間地点」かと思えば、いま考えていること、これから実現したいことを整理しておくのも悪くないかなと思って記しています。

3つの実現したい世界

1.働く人が元気になる!

女性 社員 やる気

整形外科のリハビリで働いていたころから仕事にまつわる不調・痛みや、仕事を理由に自分のケアに十分な時間をさけない患者さんたちを多くみてきました。そして私自身も仕事にまつわる心身の不調を経験しました。

日本で働く人の幸福度は世界でもワーストレベル(プレジデントオンライン)というのもショック。

8時間労働とすると、一日の大半が仕事に費やされています。なので仕事にどう向き合うかが生活の満足度や人生の充実感に直結。日々の仕事を充実させるうえで、心身の健康管理は大前提です。

仕事における健康管理というのはたんに「欠勤しない、休まない」だけではなくて、「心身の不調を抱えたまま働いて、本来のパフォーマンスを発揮できない状態」を避けることでもあります。

前者は「アブセンティズム」、後者は「プレゼンティズム」と呼ばれ、アブセンティズムよりもプレゼンティズムのほうが労働生産性の損失に与える影響が深刻だとされています。その損失額は一人あたり60〜90万円にも及ぶとか(経済産業省「健康経営に向けた取り組み」より)。

プレゼンティズムを解消し、パフォーマンスや生産性の向上・業績アップへつなげる新しい経営の考え方が「健康経営」「幸福経営学」。企業も“持続可能な”あり方が求められる現代に、健康経営へのとりくみはますます重要視されています。

そこで健康経営に取り組む企業様をサポートすべく、オフィス出張整体「からだマネジメント講座」を始めました。

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「マッサージ」ではなく、「マネジメント」としたのは理由があります。

たしかにその場で、人の手でもみほぐしてもらうのは気持ちがいいものですよね。でも、その場的な“気持ちよさ”で終わらせたくはないのです。

目標(仕事で自分の能力を発揮し、成果を出すこと)へ向けて、自ら心身を最適な状態に整えていく=マネジメント=方法を身につけることで、その先も持続する満足感につながります。

具体的にはオフィスや店舗にお伺いし、

【セルフケア習得】すきま時間にコリや疲れをサクッと解消!
【自律神経調律】ストレスに負けない心と体に整えます。ダイエットやメタボ対策にも。
【環境アセスメント】集中力・能率をグッと高め、カラダにやさしい作業場に。
【整体施術】機能改善を加速させ、“自在に動ける”カラダへ。

などにとりくみます。

モニターとして率直なご意見やご感想をいただける企業様を募集しております。ご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。


2.心が明るくなる

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「健康」とは「病気でない」こととイコールではありません。健康とは身体的・精神的・社会的にも良好な状態であり、「スピリチュアル」「ダイナミック」な状態もその定義に含めるべきだとWHOでも検討されています。

さらに「幸せ」かどうかは客観的な健康状態(病気がない、検査数値の異常がない)とは必ずしも一致しないというデータがあります。幸せに関わるのは主観的な認識。
つまりたとえ重い病気があったとしても、健康をポジティブに判断する方法を見つける能力があるかどうかが幸せに影響するのです。

そこで不調や痛みを解消するだけでなく、よりポジティブな健康管理に携わりたいなと考えています。いわば「マイナスをゼロに」することではなくて、「ゼロをプラスに」する働きかけ。

どうしても病気や不調はマイナスだととらえがち。もちろんそれは医療機関の果たす役割として不可欠。

私はそれも経験したうえで、これからは「ゼロをプラスにする」働きかけをしたいと思っています。そのためには、健康づくり(ヘルスケア)の再定義メンタルへの働きかけがカギになりそう。


3.ヘルスケアや予防医学が「エンターテインメント」になる

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ゼロをプラスにする働きかけとしてイメージしているのは、健康を維持・増進するための行動や習慣が「エンターテインメント」として浸透している状態。

「エンターテインメント」を辞書でひくと以下のように書かれています。

人々を楽しませる娯楽やサービスのこと。 ショー、楽しみ、息抜き、気分転換などが類語とされる。エンターテイメントの語源はラテン語で「一緒に」という意味のinterと「維持する」という意味の tenere を組み合わせたものだと言われている。日本だと「娯楽を提供する」という意味も持つが、海外では「自分が楽しむためにある娯楽」を指す場合がある。(新語時事用語辞典)

ここでは「自分が楽しむためにある娯楽」の意味を採用!

そう、ヘルスケアはあって当たり前のものではなくて、主体的に積極的に自分で楽しむためのもの。

ちなみに「ヘルスケア」の定義はこちら↓

『ヘルスケアとは、分析の知と臨床の知との対話(注1)の下で、産業横断的(注2) に提案される価値の創造を通じて、人々が「よく生きること(well-being)」をめざし、 個人的にも社会的にも、より少ない負担で、病気や心身の不調からの「自由」を実現し、 かつ自らの「生きる力」を引き上げていくための手伝いをする諸活動である。』(日本ヘルスケア協会より)

※注1:「分析の知(科学の知)」とは、仮説と検証、演繹的推論、実験による再現性、 反証可能性から成り立つ知の領域、「臨床の知(Bed-side の知)」とは、経験や勘、対象との相互作用、類推の蓄積から成り立つ知の領域をさす。
※注2:医療、医薬品、漢方、補完医療、美容、健康食品、フードサービス、休養・余暇、旅行、趣味、運動・体力づくりなどに関わる諸産業の結合・連携をさす。

私の恩師は「自己医療」といわれました。「生き方」です。

自己医療が当たり前に浸透してほしい。そのヘルスリテラシー向上のために働きたいと願っています。

さらに「楽しむ」とは刹那的な快楽(例えば、スイーツやお酒、お金で得られるドーパミン的な報酬)ではなくて、その先も長く続いていくような幸福(満ち足りた状態)。

例えば、私は朝散歩を日課にしているのですが、これがとっても気持ちよいんです!。朝日をあびながら、カラダを動かす。足の裏の感覚に集中したり、肌にあたる風を感じたり、目に入るもの、耳につくものに注意をめぐらせる。どうしたらその日を心地よく、充実させられるかを試行錯誤していて、「朝散歩」が圧倒的にコスパがよいと実感しています。

「ヘルスケアがエンターテインメントにな」ればいいなと思ったきっかけは、やっぱり「楽しい、おもしろい」ことじゃないと続かないし、「楽しそう、おもしろそう!」というものじゃないと動き出せないから。

人を行動へ駆り立てる要因として「不安・恐れ」もあるけど、不安や恐れにもとづく行動はストレスであり、やっぱり長続きしない。

「ヘルスケアがエンターテイメントになる」には「ゲーミフィケーション」の要素がヒントになりそう。なんでゲームってあんなに“ハマる”んでしょうね!こういった人間心理を知るのもおもしろい笑

その課題として、評価項目(見える化)はどうする?ネクストステージはどうする?ボスキャラは?などの検討課題があります。このへんは楽しく想像を膨らませていきたいなと思います。

むすびに

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自分の人生、本当にまわりの人に恵まれているな感じます。家族、親族、恩師、先輩、お仲間の皆さま。いつも本当にありがとうございます。皆さまが今日も明日も素敵な一日を過ごされますよう願っています。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

☆オフィス出張整体「からだマネジメント講座」やモニターについてご質問・お問い合わせはこちらまでご連絡いただければ幸いです→f.ooyama@dream.jp


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