金曜日「絵本たちのいるところ」/譜面合間日誌(平日)
~「わゴムは どのくらい のびるかしら?」の段~
こんにちは。
「譜面合間日誌」金曜日担当の河﨑です。
みなさんは、イマジネーションはお好きですか?
USJの「セサミストリート 4-D ムービーマジック」でよく使われる言葉ですね。
絵本というジャンルは、少なからず「こうだったらいいな」「こんなことあったら素敵だな」というイマジネーションのもとに成り立っています。
絵本のイマジネーションは、エンジン全開で私たちが考えたこともないような世界に連れって言ってくれることもあれば、私たちが日常からちょっこりはみだすのを手伝ってくれたりもします。
今回ご紹介するのは、日常をちょっこりはみ出しながらエンジン全開でぶっ飛ばしていくような絵本です。
©︎マイク・サーラー、ジェーリー・ジョイナー
「わゴムは どのくらい のびるかしら?」
作:マイク・サーラー 絵:ジェーリー・ジョイナー 訳:きしだ えりこ
出版社:ほるぷ出版
出版年:2000年
あらすじは以下の通りです。
「ある日、ぼうやは、わゴムがどのくらいのびるか、ためしてみることにしました。
わゴムのはしを、ベッドの枠に引っ掛けて、
部屋の外に出ます。
自転車に乗って、
バスに乗って、
汽車に乗って・・・。
わゴムはどんどん、どんどん伸びていきます。
飛行機に乗って、
船に乗って、
ラクダに乗って・・・。
ついにロケット発射場へ・・・!」(出典:https://www.ehonnavi.net/ehon/3886/%E3%82%8F%E3%82%B4%E3%83%A0%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%AE%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%B3%E3%82%8B%E3%81%8B%E3%81%97%E3%82%89%EF%BC%9F/)
緩やかに始まり後半のエンジン全開具合は、絵本ならではの飛躍を感じさせる本当に大好きな一本です。
幼い頃は日常からシームレスに非日常にぶっ飛ぶ妄想を毎日のようにしていたことを読み返して思い出しました。
今度、久々に幼心を思い出しながら公園を走り回ってみようと思います。
それでは。お元気で。
良い週末を。
【今週の何か】
撮影中によってきた猫