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AKIRA(アキラ)


50代キャストが当店には在籍している。

「間違いなく強みだ」

彼もまた、女風業界には必要な存在。

私よりも年齢が上の為、「さん付けで」noteに描いていこう。


入店から3年近くなる、隠れた人気者。

経験値が高く、エロスの空間で不幸せにしない能力と実力を持っている。

50代キャストというと、毛嫌いする女性も多いと思う。


「それは仕方ない」

毛嫌いするお客様にマネジメント側が勧めることはしない。

「実際の所はどうなのでしょう」

入店してから3年近く経つが、右肩上がりでご新規も含めた予約は多い。


「keepingという言葉に相応しい存在なのだ」

アキラさんもまた、自分のポジションをわかっている真のスペシャリスト。


「女性の好みは一つじゃない」

プロフィールにも記載しているが、時間にゆとりがある。

遊び人というと、嫌なイメージかもしれないが

「アキラさんはモテる」

この業界で指名の有無はあっても
「モテる」という表現はあまり聞かない。


「だからこそ必要な存在でもある」

私にとってバブル期を知っている存在が近くにいるだけ心強い、バブル時代を知らない私は、その時の雰囲気や感情、匂いも含めた出来事を学ばなければならない。

何故ならバブル時代は終わったからである。

「甘いケーキが明日から食べれなくなる」とする

30年後、甘いケーキの存在を知らない私はケーキの味も香りも感じれない。

「私は感じたい」

その時の出来事をストーリーとして語り続ける必要性がある。


それは戦争の話しでも同じことが言える。

失敗をしない為にも、語り続ける必要がある。


アキラさんはお客様や私にこんな話しをする


「昔は女風というものはなかったと思う、皆んな違法か非正規で営業をしてたんじゃないだろうか、今はいい時代だね、フルムーンの社長がやっている行動は間違いなく素晴らしい」

冗談も含めて、「拾ってくれてありがとう」と言うのだ。

私は拾ったつもりはないが、「出会いに福来たる」と常に感じる。



海マヒナ


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