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ザ・クラウンにハマる

 第二子妊娠のつわりと共にNetflixに加入し、stayhomeの良いお供となっています。

 当初は、「愛の不時着」や「梨泰院クラス」などの韓流にハマり、一通り見終わって、イギリスのエリザベス女王の半生をドキュメントした「ザ・クラウン」を見始めました。

 これ、すごい面白いです。ただ、一つ一つが長く、現在シーズン4まで配信されていますが、シーズン6まで制作されるようなので、絶対見終わらない…と思っていましたが、思わぬ切迫早産での入院により、時間ができてかなり進めることができています。

 まだ全部見終わっていませんが、第二次大戦から戦後のイギリスとそれを取り巻く国々の流れや、英国王室でたびたび発生するスキャンダラスの数々などなど。エリザベス女王は至って真面目なのですが、周囲がかなりお騒がせです。以下、ネタバレがあります。

 例えば、エリザベス女王の2代前の国王は、英国国教会では御法度の離婚歴がある人ととの結婚を優先したため、国王を辞め、王室を離脱。しかし、自身の爵位や恩給は受け続けて生活は保証されているという、なんとも自由な状態です。
 また、妹のマーガレット王女はやはり離婚歴がある人との結婚を望みましたが、特権は維持したいとのことで、叶わず。その後も奔放な生活を続け、私生活が訳ありな写真家と結婚します。

 多少脚色してるのかとも思いましたが、ネットで調べる限り本当にその道を辿っているようなので、ほぼ事実に基づいているのでしょう。現在のヘンリー王子とメーガン妃もお騒がせですが、このような歴史を繰り返してきてるのね…と考えてしまいます。

 また、時代背景も面白い。第二次世界大戦の時はチャーチル首相が率いて、イギリスはヨーロッパや世界の中心でした。しかし戦後、強い内閣が誕生しなかったのか、年老いたチャーチルがまた返り咲いたりもしたのですが、かつての精彩はなく。このままだとアメリカに覇権を奪われる…!と危機感を持っていましたが、結局奪われ、米ソの冷戦へと突入します。

 このような歴史の節目ってあるんだな、とコロナ禍の今、考えてしまいます。コロナ前から米中の覇権争いになっており、そんな中コロナの大流行でますます混沌とする世界。アメリカは大統領が代わりますが、どうなっていくのか。

 歴史ドキュメントで、時代の流れも考えられる、とても興味深い作品です。出産までに、シーズン4まで見るぞ〜!

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