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名作のかたわらには、美味しいごはん【#電本フェス2022冬読書】

思わず、この書籍を手に取ったのは、今夜の夕飯、何にしよう?って、悩んでいたからだ。

飯島奈美・著『ご飯の島の美味しい話』を読んだ。


飯島さんと言えば、ドラマ『深夜食堂』や映画『海街diary』などなど、お料理が印象的な作品に携わっている、フードコーディネーターさんである。

もぉ、劇中のお料理の美味しそうなことったら。
熱々の“豚汁“や、ワイワイおしゃべりしながらいただく“しらすトースト“。
作品を見ては、毎度「おなかすいた、食べたい!」と唸らされたものだ。


で、この本も作品の裏話アリ、それ以外にも出先で巡りあった美味しいものの紹介、レシピも掲載されている“飯テロ“エッセイである。

うー。読んでいても、この書籍のことを思い返しても、おなかがすいてくる。
作品を見ていなくても楽しめる、でも知っているとさらに美味しい1冊だ。


冒頭のカラーページのお料理がまた、食欲をそそる。
海外ロケの屋台で出会ったという“ミャンマーサラダ“の色鮮やかなこと。
撮影中の京都でクセになった“ねぎとお揚げのとろみうどん“なんて、寒いこの季節にはピッタリじゃないか!
その他にもいろいろと。

飯島さんのお料理は、飾りたてたよそ行きではなく、いつでもチャレンジできそうな素朴で庶民的。
レシピは工程に写真などなく、ごくシンプルなので、基本的な料理はマスターしたわって方、いつもの料理にちょっとアレンジしたいわって方にオススメである。

この本を読んで、飯島さんが関わっている映像作品を他にも見たくなった。
その話は、またいずれ。

現在、幻冬舎さんが、読書感想文募集のキャンペーンやっているらしい。



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