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デジタル地域通貨、くるか?

2021年2月に世田谷区が「せたがやPay」なるデジタル地域通貨を発行しています。

スマートフォンなどにチャージして、世田谷区内の飲食店でQRコードを読み取って決済出来る通貨です。

チャージ金額の30%相当のポイントが付与されるようで、利用者側は現金で支払うよりもお得になります。

自治体や事業者は、購買データの収集や地域内での通貨流通による経済効果が見込めるようです。

現在、他の地域でもデジタル地域通貨の運用が始まるのだとか。

興味深い取り組みだと思いました。

見方を変えると、スマホゲームなどに課金して、ゲーム内通貨に交換するのと大差ないものだと思います。

限られたところでしか利用できない点では、ほぼイコールと言っても過言ではないでしょう。

ということは、数多あるゲームの中からゲームのプレイ時間と課金額を獲得するために、あの手この手を使うゲーム開発会社同様、デジタル地域通貨を利用する自治体が増えると、あの手この手でデジタル地域通貨を利用させるように取り組む自治体が当然出てくるでしょう。

チャージ金額やポイント付与率の設定、デジタル地域通貨で支払うことで得られるメリットの検討が、キモになりますね。

パッと思い付いた取り組みで、このご時世はなかなか難しいですが、「ある地域出身のアイドルと握手会で握手をするために、デジタル地域通貨で握手の権利を買う必要がある」みたいなのも面白そうです。

ポイントが付与され、それを使うためにデジタル地域通貨を再びその地域に使うという動きになると思いますので。

また、後発になればなるほど、「アプリをダウンロードするのが面倒」という障壁をどうやって乗り越えさせるかを考えることも、大事になってきます。

ツールが増えるのは、厄介ですし面倒です。

そういった面でも、デジタル地域通貨の普及は、実に面白いものですね。

いずれやることになるなら、私の地元も早めに始めてほしいものだと思いました。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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