はじめまして、fukuzoです。
私はいつも「とても恵まれた人生だ」と感じていて、日頃から友人や知人にも「自分はラッキー」とか「とっても運が良い」と言っています。では、今までどんな人生を送ってきたのかというと・・・。
・昭和生まれ。そこそこ裕福な家庭に生まれ育つが、父親がギャンブルにハマって会社が倒産。両親の離婚により母子家庭となる。
・その後、エンジニアを目指して電気工学を学ぶが、アルバイトで接客の楽しさを知り、違う道に進んだ方が良いのではないかと感じ始める。
・技術者としての将来に対する疑問が大きくなり、自分を見つめ直すために、大学を半年間休学して90日間アメリカ一周の旅に出る。
・その時の人との出会いで人生の方向転換を決意。「30歳までにアメリカ移住」を目標に、帰国と同時に大学を中退して社会人になる。
・最初に就職した会社がブラック企業だったため、一年半で転職。一部上場企業に入社し、その後人生のパートナーにも巡り会えてめでたく結婚。順風満帆と思われた矢先に会社が倒産。
・転職の後、バリでホテルをオープンすることを決意し、3年半後に達成。再び順調な人生を歩み始めた矢先、パートナーに裏切られて全てを失い、約1億円の負債を抱える。
・しかし、その経験で「人生で一番大切なものはなにか?」に気付き、これまでよりも充実して幸せな人生を送れるようになる。
・現在は、自身の経験を元に、「ストレスフリーで楽しく幸せな人生を過ごすコツ」について発信している。
こんな感じです。
「どこがラッキーなんだ?」と思われるかも知れませんが、良いことばかりの人生などあるわけがありません。ラッキーだと思うのは、今現在とても幸せな毎日を過せているからです。今まで起きた出来事の中の何かひとつでも違っていたら、違う人生になっていたことでしょう。全てはここに来るために必要な事だったのです。
夢の実現と幸せな人生
20代の頃の私にはひとつの夢がありました。それは、アメリカに移住すること。私はその夢を達成するために「ビジネスで成功する!」と決め、どうやったら成功できるか、いくつものセミナーに参加したりたくさんの本を読んで勉強したりして、いろいろなことにもトライしました。
その結果、30代になった頃にはある程度の結果を手にすることができました。年に数回は海外に行き、好きな車に乗り、美味しいものを食べ、欲しいものはそこそこ手に出来たのです。残念ながら海外への移住は実現しませんでしたが、それを除けば充分過ぎる毎日を過ごせるようになりました。
しかし、その状態が続くとそれが普通になり、なにか満たされない感覚が芽生えてきました。そして、考えた末に出てきた答えは「自分が楽しむだけでなく、誰か別の人の役に立つことがやりたい」というものでした。
それから数年後「途上国の人達のサポートしたい」という気持ちから、バリ島にホテルを作ることを決意しました。経験もなければ資金もない。なにもないところからのスタートだったので、「いつか実現できたらいいなぁ」と思っていたのですが、実現までにかかった時間はわずか3年半でした。
それまで、たくさんの成功者から「心から実現を信じれば、必ずそれは現実になる」と教えられていましたが、それが本当に我が身に起きたことは驚きでした。
失敗から気づいたこと
私が今でもその状態を継続しているのであれば、夢を達成して幸せになろう!というテーマで書くところなのですが、実は、そうは問屋が卸しませんでした。達成からわずか1年半後、当時最も信頼していた現地のパートナーに騙されて全てを失った上に、なんと、約1億円というとんでもない金額の負債を抱えてしまったのです。
これは過去の私の人生において最大の出来事で、一時は本当に「死んでしまおうか」と思ってしまったくらいショックでした。
しかしそれから時間が経過し、それらを受け入れらるようになった時に全てが変わりました。もちろん多額の負債は消えてなくなる訳でもなく、今でもずっと返済を続けているのですが、そんな状況に置かれているにも関わらず、以前よりも幸せな毎日を送れるようになったのです。
それ変化こそが、私がこれを書こうと思った理由です。置かれた状況は過去最悪なのに、心の中はとても満たされて幸福な日々を過ごせるようになった時、「幸せな人生を送るためには状況や環境を変えるのではなく、自分自身が変われば良いんだ!」と言うことに気付いたのです。
もちろん、短期間で夢を達成できた理由についても私なりの考えをまとめて書こうと思いますが、それと同時に、自分が変化すれば幸福感は劇的に変化するということを、私自身の体験からお伝えしたいと思います。
読んでいただいてありがとうございます。何かを感じてもらえたら嬉しいです。これまでの経験について本にしようと考えています。よろしければポチッと・・・。