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世の中の人はみな、それぞれの立場で、社会や人の役に立つ方法を模索しながら生きている。

と、私は思っています。

で、私の場合にはそれが株式投資だったわけであります。

私の言うところの「まっとうな株式投資」を実践していれば、それだけでしっかりと社会の役に立っていると思うのだけれど、もしそれ以外にも何か自分にできることがあれば…

そう考えたときの答えが、本を書くことだったのです。

どういうことかというと、まず、日本においては、株式投資というものはひどく誤解され、曲解され、偏見の目で見られ、その本質がきちんと国民に伝わっていない。

そしてこの事実は、二つの弊害の原因となっています。

一つ目。

多くの個人が株式投資を忌避することによって、その人たちが本来であれば享受できていたであろう恩恵を逃してしまっている。

二つ目。

一つ目の理由により個人投資家層が質・量ともに成熟せず、日本経済がデフレから抜け出し、大きく成長していく際の重しとなっている。

もし、未だ多くの人たちが持つ株式投資に対するネガティブなイメージや偏見を解き放ち、その人たちが実際にまっとうな株式投資を行い始める際のお手伝いができれば、彼ら自身が豊かになっていくことで一つ目の弊害を軽減することができます。

そしてこのことは、日本の個人投資家層がより成熟していくことを意味していますから、それはやがて日本経済の成長を後押ししていく強力な推進力となり、二つ目の弊害をも取り除くことにつながります。

つまり、デフレからの脱却を完全なものとし、経済が成長し、日本がより豊かに、より明るくなっていくということです。

そう、壮大なシナリオです。

でも、千里の道も一歩から。

まず、多くの人たちが持つ株に対するネガティブなイメージを少しでも払拭すること。

それがすべての出発点なのではないかと考えています。

今回出させて頂く本『ビビリ投資家が考えた、買ったら永遠に売らない株投資法』(ぱる出版より10月25日発売)は、その出発点において少しでもお役に立てればと思い書いたものです。

日本を豊かに、明るくする第一歩だと思って、みなさまぜひ応援よろしくお願いいたします。


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