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【残業削減施策③】忙しさの見える化・集中パーテーション

働き方改革初年度の取組みで「集中ボード」を作成したことがあります。

これは、人材不足などで業務が集中していたベテラン社員の姿を見て

「Tさんがこのままでは死んでしまうかもしれません!」

といってきてくれた女性社員の一言から、ベテラン社員に業務負担が集中しているのをなんとかしようと思い作成しました。

集中ボード(R3取組み)


ボードを立てて真剣に仕事をしている姿を見て笑いをこらえるのに必死でした笑

このような笑ってしまう取組み程度では残業時間削減は無理だと思っていたのですが、なんと営業チームは月平均10.3時間の残業時間作成に成功していました。

R3年度取組み成果

集中ボードだけで削減できたわけではないと思いますが、1人に集中した業務の改善をすることで残業時間削減に繋がることを強く感じたものです。

当時と今とでは従業員数が約2倍となるほど人材確保に成功したのですが、人数が増えた分、今度は給与計算や各種手続きなど総務・経理の負担が大きくなってきました。

総務は2名増員したのですが、まだ入社間もないこともあり、やはりベテラン女性社員に業務が集中するようになってしまったのです。

優秀な社員ほど責任感が高い傾向にあるため、1人で大量のタスクを抱えてしまうケースも珍しくありません。

Tさんもまさにそのことで残業時間が増大してしまいました。

残業時間が増えているTさんの負担を少なくして少しでも早く帰宅させてあげたい。

そこで今回登場したのが「集中ボード」をブラッシュアップした
「集中パーテーション」です!

「集中パーテーション」
話しかけないで欲しい理由・時間などは
差替え可能

以前の「集中ボード」は前に置いていたので、ボードが見えない横の死角から話しかけてこられるという問題点がありました。
今回はその部分を改善し、横をしっかりガードできるパーテーションにしました。

(新)集中パーテーション

Tさんにこのパーテーションをプレゼントすると大爆笑!

会社に笑い声が響くと明るくなり、みんなの笑いを誘発できてコミュニケーションも活性化されたようにも感じます。

パーテーションを置くと周囲になぜか誰もいなくなりました

設置後、Tさんに話しかけに来た若手社員がこのパーテーションを見て
「おっと」と言って、Uターンしていきました。
ご協力ありがとうございます。

特定の時間だけでも業務を集中して行うことができる環境があれば生産性も高くなると思います。

環境作りから始めることで残業時間削減に繋げたいと思います。

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