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詩とあそぶ

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記事一覧

詩:暮らしの月面。

こんこんと湧きでるものが暮らしにはある。 ときに自分でもおどろくほどの冷たさで、 ときに…

詩:わたしにとっての暮らしの断片。

あそんで暮らしていたい。 あそぶようにつくっていたい。 触れて、描いて、朗読して、撮って…

詩:まぁるく願う

まぁるく まぁるく 願いましょう。 まぁるいことは きっといいこと。 まぁるく まぁるく…

あたらしいあそび「まぁるく願う」はじめます。

まぁるく願う (現状は、こんなことを考えています。変更の可能性あり) わたしの詩画集づく…

詩:やわらかい壁。

podcast番組「やわらかい壁。」の詩です。 https://open.spotify.com/show/0lsej3ysigwd99QIe

詩|かき、葉、どんぐり、栗

足元に目をやるとたくさんの落とし物。 さんぽがたのしい季節です。

詩|やまびこセッションIPA

陽気のよい、秋晴れの山の木の下で。 やまびこはみんなの掛け声を、いまかいまかと待っていた。 全員が約束の時間にあつまることは、まず、ない。 ひとり、ふたりとあつまって、「まずは練習ね」とカンパイがはじまる。 寂しがりやのやまびこは、いつも即レス。 さらにひとり、ふたりと増えるたびに、カンパイがうまれる。 やまびこだってどんどん楽しくなっちゃうもんだから、 全員そろってからが本領発揮。 どこまでが練習で、どこからが本番だったのか。 記憶はいつもあいまいでいて、

詩|風をみる

散りゆくさくらは、舞い上がり 岩に落とされた影は、揺れていた。 花びらのカーペットに、大…

詩|青い屋根

となりの家の屋根は青い。 自分んちの屋根の色が、思い出せなくて外へでた。 マンションの平…

詩|こえ

いま、ころころ踊ってる ちょっとまえ、沈んで ぶつかって、ゆっくりと跳ね返った  飛んだ…