見出し画像

広告を避ける現代人に向けた、効果的な広告とSNSマーケティングについて ーZ世代向けマーケ論②ー

こんにちは!Z世代マーケターの福士和洋です。
前回のnote(前回のnoteはこちら)ではZ世代がWeb広告を避けること、またその理由について解説ました。
今回はそれを踏まえ、どのような広告手法を取っていくべきかについて解説していきます。


SNS広告で興味を持ってもらうための手法

前回のnoteでご紹介したように、独自調査のアンケートの結果から、Web広告よりはこれらSNS広告のほうが見てもらえる可能性が高いことがわかりました。

画像4

画像3

アンケートについて
期間:12月6日から12月10日
対象:70人のZ世代
回答数:30人


InstagramやTwitterでは日々画像を添付した投稿が世界中のユーザーから行われています。また、SNS広告は基本的に広告投稿にはわかりやすく「広告」と記載してあるため、見られないで終わってしまうことも多くあるといえます。

画像4

画像引用元:https://business.twitter.com/ja/advertising.html
(Twitterの広告投稿の例。左下に広告と表示されています。)

そんな中で注目してもらうために必要なのは「感受性」に刺さる投稿や広告であるといえます。

(エモい広告の例。これはTwitter広告ではないですが、一例として。)

・あるユーザーが商品をSNSで画像付きで絶賛しそれが他のユーザーに共感され、ネット上に拡散された投稿
・何気なく流し見しているSNSで、爆発的に共感されている投稿

こういった投稿は、ユーザーにとって自然と目に留まる広告になります。
投稿の場合でも広告の場合でも、感受性に刺さる画像やバナーを利用し、タイムラインに表示されたユーザーの心を掴む必要があるでしょう。(筆者はこれを「エモセンサー」をキャッチすると呼んでいます)

がしかし、エモいだけを追求していくのではなくSNS投稿で重要なもう一つの要素として「有益性」というキーワードが挙げられます。

上記の記事で記載されているように、Z世代は情報を視覚的にインプットしているようです。(YouTubeで目的地までの道順を道順動画を見ながら向かう、など)
こういったことから、SNSの投稿はエモさ重視と情報の有益性という二つの側面からアプローチすることが重要といえます。

20代におすすめの

(有益性に特化したインスタ投稿の例。画像にテキストを盛り込んで一枚の画像だけで商品紹介と見た目の紹介ができる。)

インフルエンサーマーケティングで重要な信頼性と透明性

広告やインフルエンサーマーケティングで、Z世代が一番重要視しているのは信頼性と透明性(クリーンさ)であると考えています。

我々Z世代はデジタルデバイスを日常的にみて、毎日多くの時間をウェブやSNSに使用しています。
ですので、前項で述べたように広告を広告であると見分けて避けるスキルが非常に高く、これはweb広告だけではなくSNSにも同じように適用されるといえます。

フォロワーはインフルエンサーの何に共感しているか

Z世代 ウェビナー 完成版の修正版のコピー (1).pptx (1)

例えば、Instagramでインフルエンサーが明らかに自身が投稿してこなかった領域の商品を商品ページのリンク付きで絶賛して紹介していたり、TikTokの動画が明らかにスポンサーの出資による台本付きの動画であると見抜きます。

インフルエンサーに多数のフォロワーがつく理由は、そのインフルエンサーの好きなことや趣味などこだわりに対するフォロー共感であるといえます。ですので、そのインフルエンサーのコンテンツに合わない商品やブランドの紹介は、フォロワーに対して信頼性、信憑性を損ねた不誠実な印象を持たれてしまうでしょう。

効果的なインフルエンサーマーケティングの手法とは

このように、不誠実さを持たれないためにはマッチするコンテンツでインフルエンサー自身の言葉で紹介してもらうことが必要でしょう。
インフルエンサーのこだわりや好きなものに対する共感がフォロワーを生んでいるという前提から、商品がそのこだわりにマッチするインフルエンサーと契約し、あくまで当人に使用してもらった感想を自由に語ってもらうという形で、信憑性とコンテンツのマッチ度合いを重要視した手法でアプローチすることが必要です。

自然な動機付けで効果的な広告効果を!

これまで紹介したように、広告もインフルエンサーマーケティングもあからさまだったり、ターゲット、インフルエンサー双方にマッチしないようなものであった場合、信頼性を損ねて不誠実な印象を与え、広告を見られないだけではなくブランドの評判も下げてしまう可能性があります。
インターネットで広告を打つ場合は、これらの要素を重視し、ユーザーの日常生活に自然に広告を溶け込ませ、コンテンツとして楽しませたり、有益性を持たせることが必要といえるでしょう。

弊社コンテンツサイトにて、SNS運用のノウハウを掲載した資料も制作しました。こちらもぜひ、参考にしていただけると幸いです。ダウンロードはこちらから!

筆者のツイッターでは、Z世代マーケティングに関する情報を発信しています。よろしければぜひフォローしてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?