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長く深~い内省

お久しぶりです。皆さまGWはいかがお過ごしでしょうか。
長いなが~い内省期間を過ごしておりました。
私も予期せぬ転機(予期してた気もする転機)があり
今後のキャリアについて深く深くふか~く考えました。
本を読んだり、話を聴いたり、相談したり、出向いたり
ミニミニキャリアワークショップを開催したりして、
自分の本当の気持ちとのすり合わせを長い期間行っていました。

長いこと他人軸&思考生きていた私は、自分軸&本当に望むことを
あぶり出すのにとても時間がかかり、迷走します。
すごく時間がかかったけれどもこの時間があったから
今の気持ちになれたのだとようやく思うわけです。
そして、やっぱり気持ちに気付くためには「壁打ち相手」と
スモールステップでも「行動」をすることと改めて実感を重ねました。
今後も「壁打ち相手」として皆さんに寄り添いたいなと思います。

27歳の退職後

毎日ダラダラと過ごす中で後悔の念が湧いてきた。
あんなに苦労してやっとたどり着いた仕事と安定。
色々相談していれば何か解決したのではないか。だなんて。
退職の日に先輩からもらったマグカップを見つめながら部屋の中に
閉じこもっていた。

とりあえず実家に帰ろう。
と実家に戻るも自分のやるせなさは消えない。
心配する母に「もう私は終わりだ」なんて自暴自棄な言葉を
吐き捨てたりした。
父は理想の高い人なので私がニートのような生活をしているのが
納得がいかないのか時々「ニートが」と言葉をつぶやくようになった。
ここも居づらい…2か月後また自分の拠点に戻ることにした。

野良犬期間突入

退職の時になーんにも考えていなかったので
後から税金の支払い督促がポストに入っていて
更にダメージを受けた。こんなの払えるだろうか。。

とりあえず働かなくては!と派遣会社に登録して
すぐに短期1週間のお仕事が決定した。
大手商社で封入作業の仕事だ(時代を感じる仕事(笑)
優しい女性課長さんの指示の元、快適にお仕事させてもらい
後1週間手伝ってほしいと延長になった。
色々な会社を見るのも勉強になる。
他で使える私?かもと、ちょっとばかり前向きになれた。

地獄の派遣スタート

次は初回1か月契約・資材の受発注業務。
近所で交通費もかからず、初回1か月がトライしやすく
すぐに就業へと進んだ。

年配の女性と年下の女性二人の部署だったが
この1か月は地獄であった。
電話は最初に取るように指示を受け、とにかくメモを取って
発注を流すようにと言われた。聞いたこともない資材名だが
お客さんはもちろん容赦はないので、次々に電話口で話す。
とにかくメモと復唱確認するも、やっぱり聞き違いはある。
こんなのも分からないのかとなじられた。
教えてほしいとお願いするも膨大な紙での商品リストと
顧客リストを渡されて、見て覚えろというのだ。
もちろん覚える前に電話注文は入るわけで…
他の社員は日中ほとんど営業に出ており、事務所に3人。
社員の二人は日中ベラベラとおしゃべりばかり。

そんな中、過去の会社が頭に浮かんだ。
ここで出来なければ、私も今までの会社も馬鹿にされると。
なぜか急な愛社精神だ(笑)
電話を取りながら初めて聞く、もはや聞き取れない時もある
膨大な紙リストをめくりながら電話を取って伝票を書く毎日。
日々お試しのようにこちらの状態も聞くことなく、
どんどん仕事を渡される。+α非言語での攻撃(受動攻撃)
慣れるまで時間が欲しいと言ってみたりはするけども
そんなに難しいことではないという渡され感。
派遣で働くのはこういうことなのか?と脳内格闘もしていた。
なんか全体的に立場が低いのだ。

今思うとどうでもいいのだが(笑)
女性あるあるのお菓子をシェアするシーンの事。
その年下の女性は先輩女性には花柄の紙で可愛くBOXを作り
お菓子をそれに入れておすそ分け。
私は無作為にちぎった新聞紙を1枚ペラっと敷いて
バラっとお菓子を撒いたようにして渡してきた。
目の前で明らかな差別だなーとその時感じた。

今思うと何がそこで起きていたのかということは
理解できるのだが、そんな日々のことも
自己肯定感が低い私にはつらかった。

なぜ、ただただ一生懸命働いているのに
嫌なことを上乗せしてくるのかがわからない。
不当な気持ちになっても、これに乗っかってしまえば同類だ。
と”この時は”思い、これまで働いてきた自分を貶めたくなく
とにかく仕事に集中した。
※後にこれは小学校時代のバレー部時代に同じ事が
 起きていたことに気が付いた。

仕事を覚えてきて、お客さんにも覚えてもらったが
周囲の状況は変わらず、私はこんなつらい気持ちになる為に
毎日出勤して仕事をしていくのか…と、初めの長期派遣の更新を見送った。

真面目に働いているだけなのに
なぜこんなに上手くいかないのだろう。。。

続きはまたいつか。