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奴らは恐ろしい(短編小説)

奴らは穢れている。汚れ、腐り、、見るだけでも虫唾が走る。

生理的に受け付けないとは、、こういう事なんだろう、、

姿を見て気持ち悪いだけならまだいい。

奴らに触れてしまうと我々は消えて、、、、消滅するだけならまだいい。   地獄の世界へ落ち、虐げられ、苦しみ、のたうち、哀しむめに合うのだ。

だから我々は【奴ら】を見かけると 怖がり、恐れ、忌み、虫唾が走り、嫌悪し、悪寒が走り、遠くに追いやろうと睨みつけ  恐れる形相になってしまう。

(パシッ、バシッ、ドンッ)

と奴らに触れない様に飛び退け、光に紛れて急いでその場を飛び去るのだ。

そんな我々の姿をたまに見える【奴ら】がいる。

我々が奴らを見て凄い表情になっているにもかかわらず、我々が奴らを脅そう、驚かそう、悪戯しそうだと奴らは勘違いをする。

逆だ。我々が避け、忌みきらい、恐れているのだ。

お前も奴らには気をつけろ!触ってしまったら【人間界】という奴らの世界(地獄)に生まれ変わってしまうからな。


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