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仕事では"+1"することを私は意識して人に勧めています。

noteに毎回書いてる気がしますが私は仕事が苦手です。朝起きると「あー今日は布団から出たくなーい」と思ったりします。学生の時は自分で学校に「ゴホゴホ...体調悪くて休みます」と電話して昼間にやっていたキッズウォーというドラマを観てたりするくらい基本はダメなやつです。本当に社員様様です。

仕事ってなんのためにするのか

生きるためにはお金が必要なわけで。
お金を稼ぐには働かなければいけないわけで。(資産運用とか除外)

ママとパパ お兄さん お姉さん おじいちゃん おばあちゃん お隣さんも
働いているわけで。
そこだけは逃げることのできない現実なので向き合う。

一般的には「楽な会社に入りたい」「安定している公務員にオレはなる!」「ホワイト企業に入りたい」「自分が好きなことを仕事にしたい」など色々と考えて入社したりすると思います。

私は「自分が好きなことをしたい」「誰かにありがとうと言ってもらえる仕事がしたい」という自分の気持ちを優先し業界の市場規模とかでは考えていなかった人です。それがいいか悪いかは置いといて、結果的に起業するわけです。

今では電子出版社というポジションで実績を重ね、知識もあるため他社様から「ねぇ、一緒に仕事しようよ。●●な作品を作りたいけど作家いない?編集もお願いしたいです」みたいに相談いただくことが増えました。ありがとうございます。

私に興味ある人は福山正道という男についてを読んでみてください(´・ω・`)

仕事ができる人か否かの評価は自分ではなく相手が決めること

上記のような出版社や企業様からイラストやマンガを発注いただき弊社で編集業務等を行う人達のことを一般的には「編集プロダクション」と言います。
どの業界でも基本的にはクライアントの意思を尊重したものを納品しますよね。

弊社では「言われたこと+1」というのを意識してくださいと伝えています。

理由は簡単で「言われたことをただそれだけやるなら誰でもいい」からです。
そういう仕事は価格競争に巻き込まれた結果、クライアントから切られます。

出版業界は代わりの効く仕事が多く「誰に依頼してもそれほど変わらない」と思っている人も多いんじゃないですかね。

私自身は本来、仕事は好きじゃないのでやるからには楽しく仕事をしたいと思ってる人です(社員のみんなが頑張ってくれてる。本当ありがとう)
誰の役にもたてない仕事はしたくありません。ストレスもたまりそうですし。

それを考えた結果「言われたことにプラス1して返す」に行き着きました。
具体的にどういうことかというと別に難しくもなんともないですが、

・私が持ってる知識は必要なだけ教えてあげる
・相手がやりたいことを先回りして提案する
・クライアントの方向性がぶれている場合は代替案を出してあげる
・それはできないけど●●の方が効率良いのではと言ってみる
・それは漫画家に言うときれまっせとちゃんと勇気を持って理由込みで伝える

要は相手に対してちゃんと提案することを徹底しています。

仕事の途中で「あっ・・・やっぱり」とか言われるのがスタッフ&作家のストレスも大きくなるため、できる限り弊社が気づいたことは全て提案/進言をするようにしています。

必要最低限の仕事の進め方をしていると確かに楽ですが上記で述べた通り、
相手にとって特別な人にもなれていないと、誰でもできる仕事を必死に営業し利益率も低く疲弊案件が多くなり社員も作家も倒れるという悪循環になります。るのではと思っています。

結果、長くおつきあいいただいているクライアントは他社より少し高くてもご指名いただけますし、相性が悪いクライアントは取引も短命に終わる。

どっちがいいかは、クライアントが評価することなので私にはわかりませんが少なくとも私に直接、もしくは弊社にご依頼をいただくということはお金が発生します。それを意識するだけでも会話の方向性が一致した人が残り、無駄なストレスもたまらず、無理な要望も減り、楽しい仕事が増え、こんな私でも生きることができています。という一言でまとめると「コミュ力大事」で終わる雑多なお話でした。

(お仕事のご相談お待ちしてます♪)

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