見出し画像

情報発信は人の世界を広げる

いきなりだけど、自慢をしたい。

先日Twitterでつぶやいたこのツイートがたくさん拡散された。5,000RT / 13,000Likeを超えて、数日間はスマホの通知が鳴り止まなかったほど。

自慢したいのは「こんなにツイートがバズったぞ!」ということではなく、このツイートがきっかけで色んな人をちょっと幸せな気分にできたということ。


ぼくが自分のブログを立ち上げて発信を始めてからもう5年以上が経つ。毎日記事を更新しているわけではないけれど、5年間でブログのことを考えなかった日はないはず。

誰に求められるわけでもなくひっそりとインターネットの片隅に生まれ、それから5年間淡々と情報発信を続けてきた。

「なんでそんなことやってるの?」
「恥ずかしくないの?」
「お金のためでしょ」

これまで色んなことを言われてきたけど、ここまで続けてこれたのはきっと“情報発信は人の世界を広げる”ということを信じているからだ。

冒頭のツイートに話を戻すと、ぼくが放ったたった144文字のテキストと3枚の写真でちょっとだけ嬉しいと思ってくれた人がいる。奥様との素敵な思い出ができた人がいる。

それは“世界を広げる”と表現するには小さすぎる変化だと思う。でもそんなちょっとしたプラスの変化がきっかけとなって、その人の日々が変わるかもしれない。小さな雪玉がゴロゴロと転がりながら大きくなっていくように。

真っ当に情報発信をしている人はみんな、少なからずこうした感覚を自分の中に持っているはず。だからこそ自分の言葉がまだ見ぬ誰かの世界を広げると信じて、淡々と発信を続けていく。

これは別にフォロワー数の多さとか影響力とかとは関係ない。こうした連鎖が1人1人の間に小さく起こって、人の世界を広げるほどの大きな変化を巻き起こしているのだと思う。ブラジルの1匹の蝶の羽ばたきが、テキサスで竜巻を引き起こしてしまうように。


Mr.Childrenの『彩り』という曲のなかに、ぼくが好きな一節がある。

なんてことのない作業が この世界を回り回ってどこの誰かも知らない人の笑い声を作ってゆく

ぼくの言葉には無限の可能性がある。そしてそれはあなたの言葉にも。そんな矜持と責任を持って、ぼくはこれからも人を幸せにする情報を発信していきたい。

今日の1枚

去年の夏に友人と写真を撮りに出かけた時に見上げた夕暮れ。今では当たり前のように仲の良い彼らと出会ったのも、SNSやブログがきっかけだった。情報を発信することでぼく自身の世界もずいぶん広がったなと、ふとそう思ってピックアップ。使ったフィルムはKodak GOLD 200。

サポートも嬉しいですが、もし文章を良いと思っていただけたらアカウントをフォローしていただけると更新の励みになって嬉しいです。